元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ツルギキョウ・1~雄性期
キキョウ科ツルニンジン属の「ツルギキョウ(蔓桔梗)」。関東地方以西の山野に生育し初秋に直径1.5センチほどの釣鐘状の花を咲かせる。花冠の先は5裂し筒の長さは2センチほど。雌蕊を5本の雄蕊が包んでいて、これは雄性期の状態。花粉を出し終えると雌蕊の花柱が5裂して雌性期になる。これは高尾山“蛇滝道”のもの。
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ヤマイ
神明谷戸の湿地で見られる「ヤマイ(山藺)」。カヤツリグサ科テンツキ属の多年草で草丈は20~30センチ。日当たりの良い湿地に普通に生育する。小穂の長さは2センチほどで通常は花序に1個付く。その名は山地に生えるイグサ(藺草)という意味になる。
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フクワバモクゲンジ・2~果実
JR中央線高尾駅前で見られる「フクワバモクゲンジ(復羽葉木欒子)」。ムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木で、先日は終り掛けの花を観察したが、花が終り高い枝に袋状の果実がたくさん出来ていた。果実の長さは7~8センチ。来年は樹いっぱいに咲く花を忘れずに撮ろう。
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