男は、黙って背で語るですかね!

2017-05-26 16:59:57 | 日記
古着屋時代から、

この手合いの、シャツをみかけますと必ずと言っていいほど、
ピックあるいは、購入しておりまして、目が無いと言いましても、
過言じゃございません!
しかし、サイズ感やコンディションなどにも問題は多くて、実際
着用しまして着熟せる逸品は、少なかったですね。
昨年の春、林さんに相談致しまして、このバンダナシャツの企画
が動き始めたと云う次第です。
林さんから、
(どうせ作るんやったら、ヴィンテージと同じで抜染でやらな!)
と、嬉しいお言葉を頂きまして、先ずは、ヴィンテージの柄探し
から、始まったんです。
その時、頭を過ったのが、(板ちゃん!)
ボーイズの最初期の顧客さんで、現在は、横浜在住、趣味ヴィンテージ
バンダナ収集
直ぐに、板ちゃんに連絡しまして、色々と御協力頂きました。
スーベニール的な洒落た柄行きなどもございましたが、やはりシャツ
を作るって事で、総柄じゃなければ、シャツ自身が活きないので、
沢山の見本の中から、総柄をピック致しました。
そして、ここから、職人さんに、手描きで、ヴィンテージの柄を、
再現して頂きまして、シャツ生地に染めるって手法です。
ヴィンテージ物は、この抜染で抜いた柄が殆どで、使い込む程に、
味わい深くなるんですね。
(ヴィンテージの片ミミを、お持ちの方なら御理解して頂けると
思いますが)
しかし、現在では、バンダナの殆どが、オーバープリント物で、
使い込みましても、味が出ないんです。
手間と時間とお金の掛かる三拍子揃った抜染プリントで作り込む
のは、難しい時代なんです。
一度生地自身を、染め上げまして、プリント部分のお色を抜きます
ので、表裏が、同じ雰囲気に仕上がります。

こうやらないと、

お袖捲りした際、裏が出まして、安モン臭い雰囲気を醸し出して
しまいます。
真夏にも着用しますので、ここだけは、譲れないポイントですし、
実際、ポイントの高い部分でも有りますね。
そして、

出来上がったのが、こちらになります。
ネイビー地のお色が抜け始めましたら、さらに格好良さを増して
くれると思いますね。

こちらのバンダナにも同じ事が、云えます。

バンダナは、勿論、片ミミのヴィンテージ仕様になります。

こちらも、同時入荷になります。
バックスタイルは、

こんな感じで、表同様に、柄合わせもしまして、裁断及び縫製
しております。
この柄合わせってのが、大変で、生地にかなりのロスが出まして
一着辺りに使用されます生地が、かなり多く入る訳なんです。
林さんから、
(高つくで!)と言われておりましたので、覚悟はしておりました。
しかし、値段に負けない出来栄えですので、是非御賞味になっては如何でしょう。
こんな拘りの詰まりましたバンダナBDシャツ、着熟し自身も変幻自在!
A710に、

スメドレーの24ゲージパーカーなど羽織まして、ネイビー&ホワイト
の着熟しなどもお勧めですね。
大人の海の香りの漂う着熟しかと。
MIDAのM−43にも、

バッチリお似合いになりますよ。
林さん別注518にトリッカーズのデザートブーツで決まりですよね。
かつらぎ70505にも、

林さん別注ベーカーパンツなどコーディネィトしてあげて下さい。
足元、エクリューのコローでヨーロッパ目線もチラリ!
既に完売しておりますが、林さん別注ピケトラウザーに、

スメドレーのイエローのカーディガンなどもお勧めですね。
グレーのピケは、どの様なお色とも相性抜群ですので、重宝して
頂けると思います。
真夏の大人なアメトラスタイルに、

デッドストックのリンガーTなど着込むのも如何でしょう!
インコテックスのチノリノのバミューダともバッチリお似合いですね。
足元DIEMMEがお勧めですね。
林さん別注ウェポンなどとのコーディネィトですと、

デッドのリンガーTをインナーに着込みますと、バタ臭さも増しますので、

是非お試しになっては如何でしょう。
サンプルの登場!

林さん別注サマーコーデュロィのバミューダに、別注ヘビーオックス
のジャケットなどに、ボウタイで、夏場のガーデンパーティーなどにも
如何でしょう!

この様な着熟しには、必ずチーフを刺してあげて下さい。
大人のウィスキーのコローでヨーロッパ目線も。
そして、

リゾルトには、もってこいですよ!
ジーパンとバンダナの相性は抜群ですので。
夫婦善哉ですかね。
アッ!この手合いですが、

秋冬には、粋ですよ!
NBNWなどレイヤードしてあげて下さい。

男は、黙って背で語るですかね!

追伸

昨日は、DO1ソーイングのKさんが、

来店してくれました!
オーダーシャツのゲージなどの作り込みのミーティングです。
オーダーシャツも、ボーイズならではのスタイルも盛り込んで企画しております。
秋冬の東京スーツフェアーに間に合うよう!
お楽しみに!