アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第219回目「背中を反らせるラクダ」1月2日
ラクダのポーズは体の柔らかい女の子に人気のアサナです。では体がガチガチの男はどうするのかというと、いっそのこと開き直って「そんなクニャクニャ変なことやらないもんね~」と口を尖らせて言うのもひとつの手ですが、ここでは体各部の連動性をお勉強しながらチャレンジしましょう。
1)スタンバイ
2)そして手の甲を使って腰の皮膚・皮下組織を左右に広げるようにして、背中を徐々に反り返らせていきましょう。ここでなぜ手のひらではなくて、手の甲を使うのがわかりますか?手のひらで背中を触ると肩が詰まるからです。こういう小さな知識が日常生活では、知らないところで影響を及ぼすのです。
3)右手を上げて、左指をかかとにつけましょう。このとき目線は上を向きます。よく下を向きながらやる人がいますが、それが背中を押し潰す原因になるのです。
スマホが体に良くないのは目の動きを制限させるからです。スマホを使っていないときには、目玉を四方八方にもっと動かしましょう。また、目を動かさないで顔をキョロキョロ動かすと挙動不審と思われますので、やめたほうがよいです。
そして左右の腕は外回りさせてください。すると肩甲骨の間に胸椎が奥まって、反り返りやすくなります。体がガチガチ人は、このへんで十分でしょう。あとはお風呂に酢を入れるなどして、柔らかくしてください。
手を組みかえて反対側でもやりましょう。
4)もう少しいけそうな人は、両手でかかとに触れましょう。やはり左右の腕を外回りで目線は天井です。
5)これ以上は私も無理なので、背中を反りかえらせる代わりに、ひざから体を後ろに傾かせます。
6)終わったらすかさず、アドームカシュヴァーナで背中をニュートラルにします。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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