スパイラル呼吸法™講座:第634回「スパイラル呼吸法の極意 その1」4月24日
パワーヨガとアレクサンダーテクニーク、そしてスパイラル呼吸法をまとめた書籍が6月に出版決定しました。今回のは私にとって3冊目の本ということで、文章力が格段にアップしました。また書き始めから出版まで2年を要したこともあり、ワークそのものが完成されています。
これに合わせてオンライン・レッスンを開始する予定ですが、このへんでスパイラル呼吸法の全貌を少しずつ明らかにしていきたいと思います。「少しずつじゃなくて、全部教えろ」とか言う人もいるかもしれませんが、そうはいかない!
詳細は本に分かりやすく読みやすく書いていますが、さらに自分で深い部分まで実践できるように、ここですこしずつ知識を入れておくんです。最近のひねりを効かせた映画なら、まったくストーリー知らないで行くよりも、あらすじを知っていた方がよく理解できて楽しみも増えますよね。
それで以前にも書きましたが、このスパイラル呼吸法はアレクサンダー式呼吸法、つまりウィスパード「あー」が元ネタになっています。ウィスパード「あー」では左右の肋骨の両サイドを意識的に働かせるために、指の背面を軽く触れて動きを感じとります。
それではやってみましょう。息を口から吐き出してください。そして指の背面で動きを捉えて理解します。数回これを繰り返したら、次に息の吐き出し時に指の背面で肋骨を軽く押し付けるんです。ポンピング・アクションですね。そうすると息の吐き出し量が、もっと増えます。そして続けると胸郭が柔軟になってきて背骨の配列を調整してくれるんです。
さらに吐き出し時に下腹部の丹田に意識を当ててください。そしてここを圧縮するように絞り込むんです。つまり胸郭と腹式の両方の呼吸を同時にするんです。
やり始めはまだ丹田が固まって機能していないと思いますので、絞り込むといってもなかなかうまくいかないと思います。まあここはひたすら繰り返して下腹部の固まりを解凍するしかありません。
丹田は氣エネルギーの製造場所ですから、ここが働き出すと中心エネルギーが猛烈に高まるんです。
ちなみに今回の写真は昨日購入したWEBカメラで撮影してみました。十分な解像度です。あとはZOOM配信すると、どうなるかですね。
(*スパイラル呼吸法は当スタジオ開発のワークです。無断使用は御遠慮願います。)
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吉田篤司
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