さんくす図書館に予約してた、新刊が入りました。
「芥川賞物語」です。(バジリコ出版 川口 則弘 1,800円)
芥川賞が創設されたのは1934年(昭和9年) 文藝春秋 社主の菊池 寛の発案によるものです。
芥川賞は純文学、直木賞は大衆小説という大きな区分はありますが、それほど明確ではありません。
この本は第一回の受賞作 石川 達三の「蒼茫」から、最新作までを追う芥川賞史です。
第十一回の「芥川賞 辞退事件」だけでも、一冊の本になりそうです。
放送大学で習った「日本の近代文学」とリンクして、あぁそういうことか…と分かる事もあります。
最近の芥川賞は「abさんご」黒田 夏子さん、
直木賞は「何者」朝井 リョウさん、「等伯」安部 龍太郎さんです。
その年の芥川賞、直木賞など話題作には、目を通しておきたいですね。。