毎年、春になると庭の手入れが気になる。
年中家にいるときは、庭を芝生にしたり草花を植えたりしていた。
しかし数か月単位でキャンカーで旅に出ると、水やりが必要な草花も植えられないし、庭は草で茫々になる。
水やりの必要のない物は無いかと思っていたが、造園屋や住宅展示場で笹が植わっているのを見た。
これこれと思い、玄関横と裏庭に植えた。
これは造園屋さんの庭だが、感じがいい。
住宅展示場で通路脇に植えられた笹。
笹を植えたばかりの頃は少し寂しいと思ったが、翌年にはきれいに育った。
笹の緑がきれいだ。
笹を植えるにあたり、根が伸びるので伸びないように防草シートを二重にした。
ところが、4~5年経過してから防草シートをした外側にも地面から笹が上がって来た。
それが年を経る毎にどんどん増える。
最初は防草シートの外側から出た芽は摘んでいたが、量が増えるとそれも面倒だ。
その内にこんなふうになってしまった。
この植木鉢のところまで笹が芽を出しているが、地面を掘ってみると2mくらい先まで地下茎が進んでいる。
ネットで色々調べたら、地下茎で増えてどうしようも無くなるので、庭に竹や笹を植えてはいけないとある。
植える場合は30cm以上深くまでコンクリート等の根が回らない構造にする必要があるらしい。
防草シートは竹の地下茎が突き抜ける。
笹が伸びて、手が付けられなくなる前に撤去する必要がありそう。
植木屋に尋ねたら、笹を撤去するには、濃い目の除草剤を散布して、シートを掛けて数週間置くといいと教えてもらった。
折角植えた笹だが、昨年の夏前に除草剤のラウンドアップの原液を2倍に薄めたものをジョロでかけた。
そして、その上から雨がかからないようにシートを掛けた。
その後、北海道に2か月間行っていたので3ヵ月間はそのままシートが掛かった状態だった。
僕が北海道から帰ったら、笹はみごとに枯れていた。
モッコクの下のつつじの中の笹には除草剤を掛けれなかったが、この笹もきれいに枯れてしまった。
さすが、ラウンドアップだ。
こんな失敗をしないように気をつけよう。
さて、今年は何を植えようか。