毎日いい天気が続いて気持ちがいいが、今日は晴天なのにキャンカー内の仕事だ。
昨日、コントロール盤を組立てた。
しかし、サブサブバッテリーにダイネットのテレビ関係一式をつないだが、AVモニターの電流値が低すぎる。
原因は?
じっくり考えると・・・。
新しく取付けたサブサブバッテリーは、マイナスラインがサブバッテリーと縁が切れている。
ダイネットのテレビ関係一式だけ、新しいサブサブバッテリーにつながれている。
しかし、アンテナの同軸ケーブルが、後のベッドのテレビにもつながっているし、自動追尾のBSアンテナにもつながっている。
どれも、電源は既設のサブバッテリーから取っている。
結論から言うと、どれも電源ラインのマイナス側は、接地されている。
各々の機器は、同軸ケーブルでつながっていて、同軸のシールド線は全ての機器のケースにつながっているので、間接的にサブとサブサブバッテリーがつながっている。
このラインを切るか、同一系統でまとめなければ同軸ケーブルから電流が流れる。
アンテナ同軸ラインを切り離すことはできないので、テレビ関係は全てサブサブバッテリーにつなぎ直すのが得策だろう。
ダイネットのテレビの電源のマイナスラインは、アンテナ同軸ケーブルのシールド線と同電位だ。
リアベッドテレビの電源のマイナスラインも、アンテナ同軸ケーブルのシールド線と同電位だ。
自動追尾のBSアンテナも電源のマイナスラインは同軸ケーブルのシールド線と同電位だ。
自動追尾のBSアンテナの電源は、照明ラインから取っていたので、新たにサブサブバッテリーからに引き直す。
天井を剥がして、同軸配線を取り出す。
金属ボックスからBS自動追尾アンテナに電気を送り込んでいる。
この電源は照明から取っていたので、新しくサブサブバッテリーから引き直す。
自動追尾BSアンテナの電源ラインを切断した。
右側は、BSの3分配器。
ガーン !! ヘマをやっちまったよ。
新しくBSアンテナの電源を引き直すために既設の穴を大きくしようとして、誤ってテール上部のバックカメラの配線を傷つけてしまった。
その為に一度切断してから、改めてつなぎ直す。
写真で見ると大きいが、ケーブルは3mmくらいで、各々の配線は1mm以下で大変細い。
こんなに細いと老眼鏡を掛けてもよく見えない。
半田でつないで収縮チューブを被せた。
さらにこの上に3重に収縮チューブを被せて補強した。
こんな余計な仕事で時間を費やしてしまった。
リアベッドのテレビ関係一式もサブサブバッテリーに配線をやり替えた。
これでBS自動追尾のアンテナもよーし !
リアベッドのテレビ一式もよーし !
そして、おもむろにテレビを点けた。 しかし・・・・・・・・。
あれ? 大して変わってないやんか!?
そうだ、カーナビでもBS放送や録画番組を見れるように、HDDレコーダーから配線していたのを思い出した。
HDDレコーダーからカーナビに行っているケーブールを抜いた。
おー ! ! これが正規の電流だ。サブとサブサブバッテリーがきちんと縁が切れている。
全てがマイナス接地されているのでこんなことになる。
意外な落とし穴があるので、サブサブバッテリーを設置するときは、充分ご注意を !