BSアンテナの実験をした。
ジルの屋根には西日本版の自動追尾のBSアンテナを付けている。
普段はこれだけでほとんど問題はないが、北海道に行ったときに自動追尾アンテナを北海道に合わせても映らない場所がある。
その為に手動のBSアンテナを付けている。
目的地に着いたら、テレビを見ながらアンテナを衛星の方向に向けて合わせる。
仰角は一度合わせたら、殆ど触らなくていいが、方位角は毎度合わせる必要がある。
慣れたら大変な作業ではないが、もっとスマートにやれないかと思う。
手動で合わせるのも微妙で、要領を得れば比較的に簡単に調整が出来るが、雨の日に外に出てアンテナを合わせるのもいやらしい。
そこで、何とかモーターで動かして合わせられないかの実験をした。
無線のアンテナを回すのに使う、小さなローターを使った。
このモーターはACモーターなので回転の速さは制御できないが、50秒程度で一回転する。
このモーターにBSアンテナを付けて回したところ、ある位置で電波が入った。
そこでインチングの微調整を行えばきれいに写すことが出来るのが分かった。
これは大変重要な事で、一回転が50秒以上で回転させればわざわざ方位を確認しなくても衛星の方向が分かる。
使える事が分かったので、キャンカーの屋根に載せてみた。
すぐ下にあるのが、自動追尾のBSアンテナだ。
自動追尾のアンテナを移せば何とかなりそうだ。
もっと高さも抑えられそうだし、他のアンテナを使えば、モーターも小さいもので良さそうだ。
しかし、方向によっては、ソーラーパネルにアンテナの影が出来そうだ。
下から見た感じも悪くはなさそう。
屋根にBSアンテナを付けたら、北海道では木の多い場所には行けないな。
さてさて、どうしたものか・・・。
もう少し色々考えてみよう。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。