PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

土地に高低差があると注意!

2011-12-11 19:25:21 | 日記
 購入を考えている土地が隣地より高低差があると建築可能

面積に制限をつけられたり、擁壁工事が必要になったりと、

様々な問題が予想されます。大阪府では、生駒山の麓や寝屋川

北摂方面などで高低差のある土地が比較的多いです。

 以前、ご縁のあったお客様で吹田市千里山西で建替え工事

を請負させて頂いたのですが、高低差が約4m程あり長さ約

20m程の擁壁工事をさせて頂いたのですが、その擁壁工事

費用だけで約600万円(安い方だそうです)かかってしまい

ました。ですので、高低差のある土地でのお家を購入される方

は要注意です!!

 まずは、ご自分で探されているエリアの法規を確認して

見てください。宅地造成区域に入っている場合色々と規制が

あります。また、宅地造成の規制区域に該当していなくても

高さが2mを超える高低差があるときは、擁壁の検査が義務

付けされていますので検査結果次第では、建築確認申請前に

かなり時間が必要となります。また、昔の擁壁で使用されて

いる石垣等の擁壁もよく見かけますが、その擁壁は再利用は

出来ないと考えて頂いた方が良いでしょう。構造上に問題が

ありと考えられます。

 また、擁壁の所有者が誰かを確認してくださいね。隣地の

方の所有ですと手をつけることは出来ませんのでご注意! 

 では、本日はここまでとさせて頂きます。


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