まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.863 播磨の旅(5)・・・JR播但線各駅巡り、前編

2017-11-24 10:56:52 | 鉄道
おはようございます。











兵庫播磨の旅の中盤戦、前回は福崎町に入り銀の馬車道と言う銀山と港を結ぶ道を通り、何か変な妖怪が屯する公園にも寄りました。福崎町からは姫路まで走るわけですが、自分(一人称)は御飯にはふりかけやらしゃけが必要なのと同じく、このルートではJR播但線各駅巡りと言うふりかけで味付けして進んで行きたいと思います。
JR播但線は自分(一人称)が乗り鉄だった頃は2度ほど乗ったことがあったがその時はまだ非電化の時代、重厚なディーゼルカーが懸命にイクノの山越えをしていたのを憶えている。今は途中までが電化されて線内が分断されてしまった感じ、電化区間では奈良県付近では緑色で走っている車両が写真1枚目にある色で走っている。まず今回最初の駅は福崎駅、言わずと福崎町の中心駅、玄関口だと分かる駅だがその割には駅舎は随分小ぶりな感じ、それでも町の中心駅と言うことで特急列車も停車する。駅は有人なのでホームには入れなかったが、構内はちょうど土曜日で通学の学生さんたちでいっぱい、写真4枚目にあるホームの様子は外の踏切から撮ったものだが、ホームで電車を待っている学生さんの姿も見える。ディーゼル時代はローカル線だった路線も電化されてからは電車の本数も増えて姫路市の近郊路線として地元の活性化にもなったことだろう、この先はそんな路線を巡って行きたいと思います。
















町中の道を通り抜けて国道312号線へと出る、初めて走る所は国道を行くのがまあ無難な感じ、この旅のためにあらかじめ予習はしておいたとは言え地図の細かな道までは覚えきれないし実際に走ってみなければわからない、やっぱり手さぐりになってしまうのは仕方ないところ。次の駅までは結構距離があるのだが、そろそろ駅が近い所かな、と思ったところで国道から地元の道へと入る、途中に郵便局があったからこの道が旧街道かなと思ったが、その雰囲気は古い町並とその横を流れる水路からもうかがえる。ここまで炎天下の中を走って来たので水の流れの音は聞くだけでも気持ちを涼しくしてくれる、この町並は特に水を巡ると言う今夏のテーマをこの時は掲げていたわけではなかっただけにめっけもんだった。さて、次の溝口駅だが、途中で直角に交差する道があったのでそこを右に曲がり坂道を上って行った所にある、ちょうど踏切が閉まっていて上下両方のホームに電車が停車していた。奈良近辺では見ることのない色なので珍しいと思っていたが、よく見ると車体は大和路線や奈良線の普通で走っている電車と同じ、珍しさも一気に失せてしまった。電車が踏切が行き去って駅舎のある方へ、風情のある感じだが改装された感はありあり、駅員さんがいるのでホームには入ることはできない。駅前の広場はきれいに整備されていた、wikiで見ると近年の乗降客数は前の福崎駅とあまり変わりなくなってきている、付近には大きなスーパーや学校もあって町が発展してきているのだろう。








さっきの旧街道風の道へと戻る、町並はスーパーがある所で途切れるが道はそのまま伸びているのでここを進んで行くことに、福崎駅~溝口駅は結構距離があったが次の香呂駅まではこの道を行くとすぐにたどり着くことができた。住宅地の中にある駅はこれと言った特徴はない駅舎に2面2線のホーム、駅員さんがいるのでホームには入れず、その様子をすぐ横にある踏切から写していると「カ~ンカ~ンカ~ン」と瀬戸方久が銭の匂いを嗅ぎつけて・・・違う!踏切が鳴りだした、普通電車はさっき通り過ぎたばかりで早いな、と思っていると写真3枚目にあるように特急列車がビュ~ンと走り過ぎて行った。播但線を走る特急は『はまかぜ』だけ、この列車は昔から大阪~鳥取間を姫路でスイッチバックして播但線を経由するちょっと面倒なイメージがある列車であるが、現在は城崎温泉から向こうを走る特急はこの列車だけとなってしまっている。昔はたくさんの特急、急行、寝台車が走っていた山陰本線も本当の偉大なるローカル線になってしまったと言うことか、でもその支線と言うイメージもあった播但線は一部だけでも電化して、都市近郊線として生まれ変わったようだ、さっき通り過ぎて行った電車は立ち客も多く見た感じ満員のようだった。さて、JR播但線一部だけ各駅巡り、残りは後編でのお送り、いよいよこの走りの最終目的地姫路へと差し掛かって行くこととなりそうです。また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。            まちみち