まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1367 天野川(1)

2020-07-03 00:02:39 | ふうけい
よろしくお願いします。




















前回に引き続き今回も川巡り、訪ねるのは天野川、生駒山の北の方に端を発して交野市、枚方市を経て淀川へと注いでいく川です。ちょうど7月に入った頃で七夕の季節、名前が「amanogawa」で七夕伝説のある交野市を通るとのことで時期的にもぴったしと言う感じでしょうか、行ってみることとしましょう。
四條畷市、と言ってもここは生駒山を越えて奈良県と言っても違和感がなさそうな所、まずは写真2枚目、3枚目にあるようにこの辺りには田原城があったとのこと、天野川はこの城山の更に上の方から始まっているみたいだが、巡りはここからスタートしていきます。川は平坦部になった田園風景の中を緩やかに蛇行して流れていくが、走りの方は大阪からこの地まで続いている古堤街道を進んで行く。道標が立つ磐船街道との交差点を過ぎると天野川が寄り添ってきて橋を渡る、この袂にはここが大阪府と奈良県の境界であることを示す碑が立っていて、ここからはちょっとだけ奈良県内を走ることとなる。先の出店交差点を左に曲がると国道168号線、ここはもう何度も紹介しているように交野市へと続く道、今回はこの道とずっとお付き合いになる天野川に注目して進んで行くこととしましょう。














地図を見ると境界線は川の上にあって、自分(一人称)が走っている国道168号線は奈良県に当たっている。国道163号線との交差点を過ぎて北へと進んで行くと工事中の橋げたが見えてくる、多分位置的に国道163号線のバイパス道路を造っているのだろう、その先で磐船街道の旧道が合流してくる所が奈良と大阪の境界となりここからは大阪府交野市に入る。少し進んで行くとで左へと分かれる道があり橋を渡った所は公園となっている、ここは自分(一人称)にとっては恒例のトイレ休憩場所、川縁には遊歩道があり休日の穏やかな時間を過ごしている人も多い。さて、休憩も終わったことだしそろそろ走りを再開することに、道は薄暗い森の中で右手側にある磐船神社の前を通り過ぎると急な下り坂へと差し掛かる。ここはさすがに怖い怖いポイント、しかも下った先にはカーブがあるので気をつけて行かなければならない。














急な下り坂をソロリソロリと慎重に下って天野川に架かる橋へとたどり着いた、ここまで来ればまずは一安心だ。天野川はトンネルから出て、水が滝のように流れ落ちている、なかなか豪快な光景だ。橋の向こうは国道168号線との合流点、さっきは一安心とは言ったものの、ここからは国道を下って行かなければならない、カーブと急な下り坂、しかも車の量も多くて更に慎重に行かなければならないところ、ここは走りに専念して行こう。その下りも一段落した辺り、ずっと横を沿って流れている川の向こうは園地になっていて、GWの真っ最中のこと、たくさんの人が訪れている、と思いきや、折からの感染症渦のせいで駐車場は閉められ園地もひっそりとしている。いつもなら川の向こうでバーベキューを楽しむ人の姿が見えるはずなのだが、今は寂しい風景しか映っていない。そう言えば走ったこの日は5月3日、本来なら宿を手配して遠出しているはずだったのだが、その予定はあきらめざるを得なかった、と言ってもこの時の走りも県外をチョイとだけはみ出している、まあいわゆる静かなる抵抗とでも言ったところだったでしょうか。そんなわけで天野川巡りはまだ始まったばかり、次回は交野市での流れを追って行ってみようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち