まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1369 曽我川(1)

2020-07-05 19:39:05 | ふうけい
よろしくお願いします。






















今回お送りしていくのは曽我川、GWに走った記録を4回に渡ってのお伝えをと考えています、その第1回目は大和川の合流点から広陵町へと至るまでの記録を流れとは逆方向へとお送りしていこうと思います。大和川は河合町から川西町へとかけて南側には佐味田川、曽我川、飛鳥川、寺川と大きな川が分かれていて、更にそれらの川からも支流が分かれていて奈良盆地の南部は水路に恵まれた地域となっている。今回巡って行く曽我川もたくさんの支流があるのでこの先のネタにも困らないと言ったところですが、まずは本流の曽我川を巡って行くこととしましょう。
まずは写真1枚目にある河合町の大和川との合流点、曽我川の結構長い距離に渡る巡りはここから始まるが、大和川に架かる橋がこの辺りにはないので、ここはちょっとだけ迂回することに。曽我川沿いに出るのは最近新しい橋ができた所、河合町と川西町をつなぐこの橋に需要が見込めるのかは疑問として、ここからは川沿いにある道を進んで行く。しばらく行くと写真7枚目、8枚目にあるのが右側から流れてくる高田川との合流点、その両方の川に挟まれた三角地点には奈良県第二浄化センターが木々に囲まれた向こう側にある。曽我川からはさらにこの少し先に行った所で葛城川も分岐、この北側には飛鳥川も流れていて、この辺りは水に恵まれた田園風景が広がっている。この先曽我川は左手側に三宅町の環濠集落の町並を見ながら進んで行って県道108号線の交差点へと出る、この交差点の左手側に見える靴下工場は『家族に乾杯』でも紹介された、米糠を使って作られた靴下、番組内でも語られていた売り込みに苦労した話はなかなか感動的なものでした。一番下の写真にもあるように、三宅町はスポーツ用品工業の町として知られている所、まあそれ以前に日本で2番目に小さな町としてもよく知られているが、狭い町が肩を寄せ合って地元の工業を守ろうとしている姿が町の様子からうかがえてくる。











曽我川は近鉄田原本線を越えて右に広陵町、左手側に三宅町の風景を見ながら進んで行く。この辺りは馬見丘陵公園に行く時によく走る所だが、もちろん今は自分(一人称)はこんな状態、長らくのご無沙汰となってしまっている。前に行ったのはGW半ばの頃、連休中にも関わらず自粛を呼び掛けられていたせいで園内は閑古鳥が鳴いていた。その前4月に行った時は自粛を言われていても春の陽気に誘われてたくさんの人が訪れていた、あまり人の多い所がすきではない自分(一人称)でさえ、この光景には嬉しくなってここでもはしゃいでしまいましたが、1カ月後の打って代わっての光景には寂しくなってしまいました。あれ以来公園には行ってないけど、人は戻って来ているのだろうか?走りを復帰させたらまず行ってみたいと思っています、そろそろひまわりの季節なことだしね。
















曽我川沿いの道は県道14号線を越えた所で、舗装はされているものの草は生え放題で野晒しのような走りにくい道になってしまっている、そこを何とか進んで行くと田原本町と広陵町の境に架かる橋へとたどり着く。ここは前に広陵町を走った記録の時にお伝えしたことがある所、その時は橋を下って百済寺周辺の環濠集落を巡りました。その百済寺の三重塔が進行方向右手側に見えている、更にその向こうには二上山、いつも自分(一人称)が自己満足風に言わせてもらっている一番凛凛しい姿の二上山です。曽我川は大和川との合流点からずっと変わらぬ河幅を保って大和平野のど真ん中を流れている、その巡りはやがて広陵町を過ぎて橿原市へ入ろうとしています。ところでこの川の名前の「曽我」とは何が由来しているのでしょう、次回はその由来に関係しているかも知れない地を巡って行くことになると思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち