まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1384 過去旅より・・・室津

2020-07-21 10:43:23 | まち
よろしくお願いします。

























今回は過去旅より、兵庫県の室津を訪れた時の風景の写真を貼り付けました。2016年11月の西播磨方面の旅、たつの市の古い町並を巡った後、山を越えて室津へとやって来ました、この山越えが結構な急坂でしんどかったんだよなあ~。山を越えると海が見えてくる、写真を見ても分かるようにこの時は絶好の晴れ模様、目の前に広がる青い海を見るとテンションも上がってくる・・・なんて書くとそりゃ奈良は海なし県やからだろ、って言われそう、まあ否定はしませんが。アップダウンとカーブが続く国道250号線を行くと室津の町の入口へとたどり着くがここからは入らず、もう少し先にある高台から一気に港へと下る道の方から入る、そこからだと直接室津の漁港へと行ける。休日の漁港は静かで、たくさんの漁船が波の上でプカプカと小気味良い音を立てて揺れている、普段なら漁に出る人達の怒号が飛び交っていて自分(一人称)なら怖くて足も踏み入れない所だろう。聞こえてくるのは突堤の先で釣りをしている人の話し声くらいか、内海に波が静かに揺れていて、西の空に傾いてきている日の光を眩しく反射させている。
















港をぐるりと進んで岬の方まで行き、そこから折り返す、今度は町並を巡って行くこととしよう。漁港から一歩内側に入った所には古い町並が続いていてこれもまたいい雰囲気、元々は宿場町だったとのことで、町の一角には本陣跡や宿屋があった場所の跡の碑を多く見かける。道は漁港に合わせるような形で緩やかにカーブしていて、それに沿うようにして建つ古い家屋がいい雰囲気を演出してくれている。人の姿もまばら、ほとんどが地元の人達だろう、ここは鉄道の空白地帯、国道は通っているものの道は狭いので車が入って来ることが出来ない、だからこそ静かな雰囲気が守られているのだろう。これからも知る人ぞ知るってな感じの場所であってほしい所です、まあ近くには道の駅や魚介類の直売所もあるから人が全く来ないと言うことはないでしょうが。











さて、こんなふうに最近は更新のペースが早くなってしまい、新ネタが追い付かない分を過去旅でまかなっているわけですが、こうなってしまったのは昨今の感染症渦もあり、自分(一人称)の不注意で招いてしまったケガもあり・・・だったのですが、仕事に復帰して1ヶ月、そして先日、先生からは自転車に乗っても大丈夫とのお言葉を頂きました。先週の土曜日、仕事場に2ヶ月間置きっぱなしにしていた相棒君に久しぶりに乗りました、膝にはほとんど違和感はなく、無事に10キロ先の自宅まで乗って帰れることができました。ただ、2ヶ月の空白は結構大きいですね、まだ7割くらいの力でしか走れないこともあったが、まるで自分(一人称)の体に馴染んでこなかった。翌日はブレーキの不備を修理してもらって、その後は奈良市内、大和郡山辺りをチョイ走り、膝にはチクッとした痛みはあったがそれほど大したことはない、とりあえず7月は試走で軽く体を慣らして夏の走りに備えたいところです。さあ、いよいよ自分的Go Toが始まる、と言ったところでしょうか、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1383 天理市の川巡り(3)・・・布留北北流

2020-07-21 00:59:50 | ふうけい
よろしくお願いします。


















天理市内の川巡りは前回、2回に渡ってお送りした珊瑚珠川の巡りが何か中途半端な所で突然と言う感じで終わりました。その終わりの地点が写真1枚目、道を挟んで反対側には写真3枚目を見ると分かるように別の川が流れています。天理市を流れて大和川へと合流する布留川にはいくつかの支流、北流、南流、さらに北北流とあるのですが、写真2枚目にあるのは北北流、今回はこの川を巡って行きたいと思います。北北流はここよりも更に山に入った所で布留川から分流しているのですが、一級河川としてのスタートはここからとなっているので、巡りもここから始めて行きたいと思います。
川はお地蔵様が立つ所から珊瑚珠川とYの字になるように分かれていき、天理教の施設が建ち並ぶ所をすり抜けるようにして流れていく。自分(一人称)は天理市を離れてもう30年近く、この辺りは昔よく来たことがあったが、その頃は未開発だった天理教本部の北側には詰所や病院、学校など天理教関係の施設が建ち並び、四方八方に広く新しい道が出来て、自分(一人称)が知っている風景からは一変してしまった。宗教と言うと何かしら畏れを感じて近づきたくない雰囲気が漂ってくるが、天理の街にはそれが全く感じない、やっぱり子供の頃にここで育っているから天理教にはそう言う畏れは感じなくなってしまっているのかも。さて、川の方は国道169号線を越えて天理駅の近くへと差し掛かって来た、上ツ道が通る所で一旦姿を消してしまうので、ここは迂回して流れの先へと向かうこととしよう。
















JR万葉まほろば線の盛土の高架沿いには昔からの道があるが、その東側に一本、新しい道が出来ていた、天理もますます自分(一人称)の知らない世界になりつつである。その道を入ると北北流が現れる、川は写真3枚目にあるように公園を突っ切ってJR線を越えていく。ところでこの公園、この間見に行った映画『テイクオーバーゾーン』のロケに使われていた所、主人公の女の子が出て行った母親が連れて行った弟と会っていた公園がここだった。写真4枚目にあるJR線をくぐる細い道は主人公が弟とバトンの受け渡しの練習をする場所、更にそこに陸上部のキャプテン・・・主人公の母親の再婚相手の娘、つまり弟は彼女の義弟に当たる、主人公の女の子は極端に彼女のことを嫌っている・・・が現れ、二人は線路沿いの道を全力疾走、陸上をやめていた主人公は走りの情熱を取り戻してまたリレーの世界へ戻って行く、と言う重要なシーンがこの場所で撮影されていた。監督は奈良市出身の方だと言うことだが、こんな何の見所もない場所をクライマックスなシーンに使うとはいや~、恐れ入りました!!さてさて、話は逸れてしまったが北北流はJR線の西側を所々暗渠に隠れたりしながら流れて、天理の中心部から離れて行く、川巡りはまだまだ続きます。
















このゾーンでは北北流を環濠のようにして展開している前栽の集落へとちょっと寄り道、川の方は近鉄線沿いを流れていてその姿を追うことができないので、集落を経由して中ツ道へと出て近鉄前栽駅前の踏切を渡る。北北流とはその先で再会、ここからは中ツ道とのお付き合いとなる、走り慣れた道なのでこの川のことはよく存じ上げている・・・とは言ってもその名前や流れのルートとなると今回の巡りで初めて知った次第。川と道との並走は国道25号線の交差点を過ぎても続くが、やがて先の方で川は右へとカーブして行く、中ツ道から離れて川に沿う道があるので追って行くと東の方から流れてきた川と合流する・・・ってその合流点の写真がない、となるとこの川巡りはまた次回に続くことになるのか。そんなわけで次回はここで合流してきた布留北流を追って、また天理市の中心部へ戻って行くこととなります、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち