徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

今週のコウノトリペア

2020-09-20 | 野鳥
コウノトリのペアが休耕田の泥地で、他のサギたちと一緒に採食しているところを撮影しました。


足環なしのコウノトリの立ち姿です。


足環付きのほうのコウノトリの立ち姿です。後方にチュウサギがいます。



片脚立ちで反対側の脚を上げながら羽をひろげていきますが、太極拳のようなゆっくりとした動きでバランス感覚にすぐれています。


チュウサギと一緒にいると、コウノトリの大きさが際立って見えます。

チュウサギは口にどじょうか何かをくわえています。


コウノトリペアはお互いに大きく離れることなく、いつも行動を共にしていますが、


時々、クチバシを重ね合わせたりして、なんだか仲良しそうです。





コオバシギ

2020-09-20 | 野鳥
先週、干潟状態になった湿地でコオバシギを撮影しました。

コオバシギはシベリアやアラスカなどの繁殖地とオーストラリアなどの越冬地との間を渡る途中に日本に立ち寄る旅鳥ですが、その飛来数は少ないようです。


羽は顔から胸、腹部にかけて橙色に染まるのですが、冬羽は羽に黒い羽軸があり白で縁どられています。

色彩的にとても地味な印象なので、観察する人の注目を惹くことは少ないかもしれません。

黒いクチバシは真っ直ぐで短く、頭長と同じぐらいの長さです。
足は比較的に短く、体はずんぐりむっくりした印象です。









写真左側がコオバシギです。

冬羽の姿はオバシギとよく似ていますが、コオバシギはオバシギより体が小さくクチバシも短めです。

少し細かい話になりますが、羽の縁近くの黒い帯状の模様をサブターミナルバンドといい、コオバシギの幼鳥の肩羽や雨覆にはこのサブターミナルバンドが見られるのが特徴と言われています。


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