湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

京都へ向かう①

2018-06-26 22:40:32 | 旅行
23日、東京出発
めったにないこと

娘と新幹線にて京都へ。

色んなことが頭をよぎる

ちょっと体調に不安がありながら
別に何かが確定しているわけではなく

いや、確定するのが怖くて
この旅が終わるまで
知らないままでいいと思うことにして

ナーバスになるより

最後の旅を楽しもうと

いや、十分にナーバスか。

青い空が、きれいな空に見えたら不安はないのだけれど。

私が青い空をそのまま見れなくなってしまうんじゃないかという不安

しかし、京都に行くことが決まった時
こうして娘と向かう幸せは
かつて、自分の母親とは果たせなかったこと。

うちの娘が、そんなふうに思っているのかなんて全くわからない。

母親というパトロンのいるラッキーさを
きっと思うだけのことだろう

それでも
過ぎてしまえば、
よい思い出になればと思うのは
実は私だけの方だとしても
思い出は思い出になるだろう

東京から、新幹線へ

まずのお楽しみは、富士山

その日は、西に行くほど雨だという

私は
富士山には、とんと縁がない

私は雨水の生まれ。
雨との縁のほうが多いからさ。

新幹線は、進む

先に見えたのは、ふ、じ、さ、ん?


まるで墨絵のようだった

見えたと言えるのか
見えないと言うのか

不思議な感覚だった


加工は一切なし
このままの色




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