映画を見る時間を取れたので検索してみると単館系で
「PLAN75」がやって居た。
全国的には6月封切りだったが、ようやく地方に来た感じ。
あらすじ書くだけで嫌な気分になるのですが
高齢者が増えた日本の財政を圧迫してるとして高齢者をターゲットにした殺人が頻発
政府が考えた対応策が「PLAN75」で75歳を超えると自死を公的に手助けする
(安楽死)法案が実行される。。。
主人公の倍賞美津子も最初は興味が無かったが徐々にプランに惹かれて行く、、、。
大ヒット公開中|映画『PLAN 75』予告編
その「PLAN75」の市(?)の係の職員が磯村勇斗(チョット嫌なイケメン若者の依頼殺到俳優です)
今作も最初は問題意識も持たずに職務を遂行しているが身内のオジサン「PLAN75」
の申請に来ると徐々に心境の変化が、、、。
介護士の外国人(東南アジアの人)が給料が良いと理由で安楽死後の死体処理業務
と所持品の仕分け業務等々するのだが、死者の所持品をパクるシーンが2度程あるが
リアリティに欠けて流石のお役所仕事とは言え、そんな事は出来ないシステムを作ってると思う。外国人差別を煽らないか心配、、、。
主人公、倍賞千恵子と相談員(河合優実)の関係性は映画的だった。
河合優実最後の登場シーンのカメラ目線はグッジョブ
もちろん主役の倍賞千恵子もグッジョブ
で、この映画は、リアルでも、なんでも経済優先の政治だと十分起こりえる話だし
望んでる人も少なからず居るだろう、、、。
選択肢が、たとえ有ったとしても安楽死を選択をさせない政治をして欲しい、、、。
この映画の観客の8割方が75歳オーバーに見えたのがショックでした。
更に会場の老人達は自由で何故か席に座らない人とか
開始5分で眠ってイビキがウルサイ人とか居たし色々歳を取れば謎行動も
増えて当たり前、それを多様性と言う事で受け入れる事が出来る
寛容な社会でも無いとイケナイし今我々が享受している社会は
その老人達が作った社会で誰にもが何十年後には辿る未来
と言うのを、みんな忘れがちなんだよね~~。
この映画の着想はおそらく「津久井山ゆり園」の事件から着想を得て居て
胸糞悪く考えさせられる映画でしたが
映画自体の出来としては後半粗くなって行き説明不足が多過ぎないかい?
と思ったり、、、。
最後に、この映画の世界観では生活保護の制度は有るみたいだけど
年金の制度には触れてないんだけど、だから別の世界線だと思うのは
お気楽極楽で、今の年金制度って、、、、
破綻はしないとは思うけど減額や先延ばしで実際自分が65歳の時にどうなってる事やら?
追伸
この前、仕事で静岡空港に行って来ました! かわいい飛行機が有ったので📷
俳優、磯村は山本耕史が出た、「何食べ」の相手役と家族がいいました。
あの人か~(^^)/
劇団出身とのこと。
安楽死、75歳でだと私はあと6年くらい。
日本は絶対に議論しない、ならない死と思います。
洋画、SFで安楽死物がありました。
これほど高齢化でも、健康寿命は短い日本は、あってもいいとは私は思います。条件付きで。
条件付きでスイス、オランダはもうあったと思います。
ドキュメントでスイスまで行き、病気治療ができず、死を選んだ女性がいました。
欧米は信仰がある人の率が高いことも関係あると感じます。
浜松、単館映画館は幾つかあるのですか?
議論はしなくても、お得意の閣議決定で決めたりしてw
日本でも、がん患者さんの末期の2、3日前は医師は解るらしく、家族と別れの挨拶をしてから意識を無くして2、3日待つと言うのをやってるドキュメンタリー見た気がします。
アリエルさんが例に挙げた国も基本は治療の方法が無く耐えがたい苦しみが有った場合認められるみたい、その女性は条件に有ったという事でしょうね。
私も「治療の方法が無く耐えがたい苦しみが有る場合」の安楽死というのは選択肢として欲しいけど
この映画の場合は老人は社会保障費が必要だから、との理由から始まるので、、、。
これはダメダメで同調圧力が広がり老人がより虐げられる世界になるのでは無いかと危惧しています。
政治家や金持ち年寄りだけどのうのうと高級医療を受けたり、同調圧力がない海外に移住しそう、、、。
長年、スイス在住。ヌーベルヴァーグトップ監督、わからない映画もあったけれど、かなり見てセンスは好きでした。
病気の事がなく、自殺幇助、条件?
わからないですが、スイスはできるのでしょう。でも91歳、長生きで自殺幇助か~
それを知っていてスイスにいた?
前に見た日本人の方の安楽死、重い病、スイスで、薬ですぐに死へ。
世界で条件付きで増えればいいかと感じます。
見る機会は少ないですね。特に最近は、
NHKBSとかで、たまにやってるのを観ると「独特!!」と思います。
ゴダール作品はビデオレンタルのバイトをしてた事も有るので作品名は知ってるけど映画事体は見た事無いと思います。(恥ずかしながら)
今見たネット記事では、、、。」
「『体の機能を失う複数の病気』に侵されていた」とAFP通信に話した。
となってました。線引きは難しいですね、、、。
よく、お客様との会話で、、、。
「私は、もういつでも死んでも良いんだけどね~。」
と愚痴られるので
「でも、痛いのや苦しいのは嫌でしょ?」
と聞くと当然
「そうなんだけどさ~」
となり
「本当の意味での老衰、朝起きたらポックリなんて90半ば過ぎないとならないらしいですよ?」
と真偽不明な事を言い、病院に送って行きます。
話がズレましたね
私は、条件付きでの安楽死、賛成です。大賛成と言っても良い位ですが
繰り返しになるけど「長生きしてる人が悪」みたいなのはダメです。
「PLAN75」の世界観はそんな危険要素だらけだったので、、、。
WOWOW放映。みて今入れました。
全編暗い映像、寝る、いびきもわかります。
そういう人は元気なのでしょうね(^^♪
介護師不足、食料自給率の低さ、超高齢者への医療過剰などが問題です。
信濃八太郎、小山くんどう、W座では真面目にかたっていましたが・・
プラン70で2千万ならいいか。(^^)/私は今年、参加できます。
後半もう少し丁寧に描いて欲しかった作品
上映時間が1時間52分となってたので2時間に収めたかったのかな?
>介護師不足、食料自給率の低さ、超高齢者への医療過剰などが問題です。
ホントそう思います。
「介護師不足、食料自給率の低さ」と、この映画でも取り上げてた東南アジア系の労働者、技能実習生の問題とか書きたいけど上手く時間取れないです><
超高齢者への医療過剰は自分の父親は一般的に医療過剰と呼ばれる手厚い医療を受けて居たのでコメントが難しい、、。
本人に「死なせてくれ」と何度か言われたけど家族には選択権は無いですし決められない。病院側からも安楽死の提案は有りませんでした。
意思表示が困難な2年近くは、よりその思いは強かったと思いますが安楽死は実現しませんでした。
それに膨大な医療費が掛かって居るのも承知していますが、、、
安楽死は、この作品の様に本人の意思は揺れ動くんじゃ無いかと思う