知花ときわ会

知花地域の活動と各地の情報を広く紹介し、情報共有することで地域活性化に繋げようと、このブログを開設しました。

知花グスク

2006年03月02日 | ★文化財
知花十字路より北西へ300m行った地点にある。地元では「チバナグシク」と呼ぶ。標高87mのカルスト残丘地形をグスクとして利用している。付近はうるま市天願と北谷町砂辺を結んだ天顔構造線上にあり、沖縄本島北部と南部の植生が混在して見られる。
 
グスクの頂上は平坦地となっており、現在は展望台が建っている。その東側は一段下がって平坦地となり、遺物が表採できる。知花グスクの城主が誰であったかという記述が見られず、明確な石積みの痕跡も確認されていない。勝運グスクの阿麻和利を破った鬼大城が、この地で自害したという伝承があるのみである。鬼大城の墓は南側の崖中腹にある。



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メーヌカーガー橋

2006年03月01日 | ★文化財
下泉川橋の南側に位置する三連橋(三重橋)である。すぐ近くにはメーヌカーガーがあり、屋号・西リ兼島の島袋三郎氏が美里村長時代の明治の終わりごろに造られたという。現在は一番東側の大きいアーチ橋だけが残っており、あと二つは埋め立てられて宅地造成され跡形もなくなってしまい残念である。沖縄市の文化財として指定された「カフンジャー橋」より古く、しかも構造的にもかえって勝るとも劣らないと思われる。この石橋は美里のカフンジヤー橋や県内の石橋と比較する上で興味深い。

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忠魂碑 【市指定文化財】

2006年03月01日 | ★文化財

美里児童園(美里尋常高等小学校跡地)の一角に位置する。忠魂碑は国のために戦争で犠牲となった兵士の魂を供養する意味で全国各地の学校や役場の敷地内建てられた。県内において奉安殿と共に保存されている事例は沖縄市だけであり、平和を考える上でもきわめて貴重な文化財である。
【市指定文化財】


<2020.6.11琉球新報記事抜粋>

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奉安殿 【市指定文化財】

2006年03月01日 | ★文化財
美里児童園(美里尋常高等小学校跡地)の一角に位置する。奉安殿は天皇・皇后御真影(写真)を保管し奉る建物であり教育勅語の発布と前後して全国の学校に建立された。児童生徒は、そこを通るたびに最敬礼をし、また、火事や水害などの緊急の場合に職員は命がけで御真影を守るのが義務とされていた。そのようなことが、沖縄戦終了後に行われた御真影焼却処分の頃まで続いた。現在の沖縄県で完全な形で残っている奉安殿は3ケ所ほどである。
【市指定文化財】
※県内では、沖縄市の旧美里尋常高等小学校跡(沖縄市指定文化財)、本部町の旧謝花尋常小学校跡、宮古島市の旧池間尋常小学校跡に残るが、いずれも現在は学校敷地ではない。登野城小学校の奉安殿は、学校敷地に現存する県内唯一のものである


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