不登校の息子とビョーキの母

不登校の息子との現在、統合失調症の母との過去

この恋愛脳の色ボケ男!

2019-08-07 09:42:36 | 日記
突然ですが告知です。
アルファポリスというサイトに小説をアップしています!

ヨンジンのモデルはこのブログでストーカー王子として登場したMさんです。
(Mさんごめん!)よろしかったら読んでやってください。

恋愛はもちろん親子の葛藤からエログロまで手あたり次第ぶち込んだ異世界譚となっております。
8月中は毎日更新したいと思っています。

https://www.alphapolis.co.jp/novel

ところでMさんとの年の差恋愛の顛末ですが。

リストラのうわさがいよいよ現実的になってきたある日、定時まで2階の応援をしていた私は、
3階に戻る時に思わずMさんに愚痴りました。

「また最後まで呼んでもらえなかった。私は梱包では要らない人材なんですよ」
見る見るうちにMさんの顔色が変わりました。
「申し訳ありませんが2階で残業される場合は3階で許可を受けてきていただけますか」
わざとらしいバカ丁寧な切り口上で彼は言いました。

私はしまったと思いました。
3階で必要とされたいということは、2階に来たくないと言っているようなものです。
本当は私はMさんに会いたくないわけじゃなくて、クビになりたくないだけなのです。
3階でも必要な人材になりたいのです。

当時、不登校だった息子はやっとのことで入った通信制高校の卒業さえどうなるか分からない状況でした。
しかも突然ベジタリアンになってしまい、今までどおり朝私が夕飯まで準備していくのが難しくなっていました。

私はいろいろ現実的な問題を抱えているのに、人の気も知らないで、この恋愛脳の色ボケ男。
私はムッとしましたが、
「わかりました」
と少しよそよそしく返事をして3階へ戻りました。

翌朝出勤すると、Mさんは久しぶりに食堂で待ち伏せしていました。
最近は仕事で会えるのでストーキングはお休みしていたのです。
この日は朝だけでなく昼休憩でも待ち伏せしていて、仕事中も用もなく話しかけてきたりするのです。
2階には夫の知り合いもいるのに。
愛情表現が足りなかったとでも思ったのでしょうか……。

(そういうことじゃ、ないっつーのに)
私はイライラしてしまい、帰りは挨拶もしないで2階を出ました。

その翌日から、私は2階の応援にぱったりと呼ばれなくなったのです。



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