まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

3月のフランス菓子研究所 パン・オ・ノア

2018-03-03 20:44:58 | 日記


パンを作るというお仕事から
「捏ねる」を取り上げると
残りはほぼ無いですね

4人が二人ひと組で
ケンミックスとキッチンエイド
同時にスイッチ入れると
なんとも不気味な音がします

ケンミックスは作業台の上を
ゴトゴト移動していきます

捏ねあがった生地に
大量の胡桃を混ぜます

伸ばしては散らして
畳んで伸ばしてまた散らす
4回繰り返しです

発酵に合計2時間

カンパーニュっぽく丸めますが
私が丸めた生地を見て
それ、違うんじゃない?と先生
確かにこれはカンパーニュじゃなく
大福っぽい

もう少し傾斜つけて
真ん中を高くしようとしたら
なぜかとんがって
それは、栗、と先生

とんがりを平手でポンと押さえたら
なんとなくカンパーニュになりました

焼成に1時間

合間に美味しい和三盆ぷりんを
教えていただきました

ぷりんは奥が深いですよ
卵の溶き方や砂糖、ミルクの混ぜ方、
カップの形のチョイス、注ぎ方
もちろん熱の入れ方も
ちょっとしたことが出来上がりに
大きく影響します

カップに分けて注ぐ時に
「お願いします」と回されて
え?なんで?と思ったら先生が
他のレッスンでもなぜかそこは押し付け合い
もとい、譲り合いだとのこと
難しいことは一切無いけどなあ

まあ、二人で一緒に作る時って
後輩さんの方が絶対ビビるよね
上手く出来なかったら申し訳ないと
思うだろうし

なるべく威圧しないで共同作業に
臨みたいと思う長老会員なのでした

先生が春野菜のスープを作ってくれて
本当に美味しかったです

パンはもちろん
胡桃loverの私にとっては
じーんと心に沁みいる旨さでした

和三盆ぷりんは文句なく美味しい

一回で3度美味しいレッスン
しかも周年祭の話もたくさんできたし

先生、ご一緒した皆様、
ありがとうございました