花曇りの土曜日、
少しだけ早めに出て
近くの公園でさくら写真。
池の表面に浮かぶさくらを
鯉が揺らしながら泳いでいきました。
もっと撮りたいけど
私にはケーキが待ってるのです。
先を急ぎますよ。
ドイツのケーキにも
フォレ ノワールという名前のものが
ありますが
まったくの別人です。
そういえば、先日の
プレジダンもそんなことありましたねー。
今日のケーキは
しっとりジェノワーズに
クレムシャンティショコラ
クレムシャンティ
コポー
という成り立ちです。
今日は肌寒いので
卵液の温度がなかなかあがらず
泡立ても6分もかかってしまいました。
なんといっても、本日のキモは
ジェノワーズのスライス
8ミリ高さを4枚取る!
焼き面を削ぐことを考えたら
4センチ近くの高さで
焼き上げなければなりません。
泡立てをしっかりすることと
潰さずきれいに粉とバターを
混ぜこむことがマストです。
ハンドミキサーを、普通のホイッパーなみにがんがん回しながら泡立てます。
手首と肩がじんじんします。
ジェノワーズ作りはスポーツです。
ミサリングファクトリーは
体育会系お菓子教室なのです。
低めの温度でじっくり焼き上げます。
今日はなかなかうまくできました。
いつも完璧な博子さん、なぜか
ジェノワーズに苦手意識が。
レッスン後、
ジェノワーズ千本ノックやる!!
と宣言。さすがのお菓子星人魂です。
あまったら貰いにいく!と私。
こっちはたんなる食いしん坊なだけ。
4枚の生地には霧吹きでポンシュして
2枚ずつ組にし、間にシャンティショコラを。
その2組を、間にシャンティはさんで
積み上げます。
クレームのはさまったもろい生地を
持ち上げて揃えて積むって
心臓に悪いです。
そして、めずらしいことに
このケーキは側面を切り落とします。
見映えはぐっとよくなるけど
おうちおやつだったら、切らなくてもね。
今日も、先生が
切る人ー?といったら
みんなで、切らなーい!と即答です。
コポー乗せて、粉砂糖でおしゃれ。
ぱらぱらしてるのがわかりますかー?
これ撮りたくて先生に無理いって
多目に振っていただきました。
ありがとうございました!
シックな佇まいです。
高級サンドイッチとかいってごめんね。
各パートにオレンジの香りが
お揃いでつけられています。
黒チョコにはオレンジ、テッパン。
白チョコにはイチゴ、まちがいないね。
しゅわしゅわジェノワーズに
軽めのシャンティ。
緑の芽吹きを迎える、緩んだ大地ね。
春は新たに出会う季節でもあり
お別れする季節でもあります。
新たな風に、舞い上がらず吹き飛ばされず
地面にちゃあんと足をつけて
一歩ずついけたらいいなと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます