プリンってカスタードだけじゃないんだ!
いや、そのまえに、プリンじゃなくて
プディングっていうんだ!
と、知った日の驚愕。
だけど、あの、つるんとした食感と
たまごとミルクのほんわりした匂いと
カラメルの甘いんだけど苦い味わいは
「プリン」以外のなにものでもないです。
風邪ぎみだなーとおもうと
なぜか食べたくなるのは
小さい頃のすりこみが原因と
思われます。
食欲無くても食べられて
それなりに
栄養価も熱量もとれる
便利なおやつでした。
ところで、このレシピの
撮影の日は
わたしもお手伝いに伺ったのですが
いまだに強く残っている記憶。
それは、プリンを洗ったこと。
本をよーく見ると
カラメルの焦がしが
強いことがわかるかも。
ほんの少しのタイミングですが
火をはずすのとシャッター切るのが
合いませんでした。
アルミ型で蒸したプリンを
ひっくり返してみると
カラメルの色がとても濃かったので
崩さないようにそっと
お湯をかけて流し、調整したのです。
あの緊迫感、ものすごかったなぁ。
わたしはアルミ型を持ってないので
ちょうど今月、先生がレッスンで
作っているのとおんなじように
ジャムの入っていた瓶で作りました。
これなら、可愛いサイズだし
会社にランチおやつとして
持っていっても楽しいですね。
かつて自己流で作っていたときは
すが入るか入らないかは運くらいに
思ってましたが(なぜ)
ちゃんと蒸し器のなかを
95度越えないように調整することで
なめらかなプリンを作れるのだと
わかりました。
事象には原因があるしそれには対処方法がある、ってことですね。
そんなおおごとではないけれど。
先生のレシピのよいところは
「白っぽくなるまでなんとなくまぜる」
じゃなくて
「三回に分けて入れ都度80回まぜる」
とか
「なべのふちがふつふつしてきたら」
じゃなくて
「80度になったら」
とか
明確な数値で示してあるところ。
だから、どんなひとにもわかりやすいし
だれが作ってもちゃあんと作れます。
お教室にくれば
なぜ、80回なのか
なぜ、80度なのか
理論もちゃんと教えてくれます。
これはなかなかにすごいことだと
思うのですが
教わってるちびっこらは
ふわーんとしてます。
でも、彼らが育つにつれ
しっかりからだとあたまに
刻み込まれてるのがさらにすごいです。
そんな、生え抜き10年選手の
ムスメとキッチンに立つと
ほほーーっ。ってなります。
こっちにもメンツがあるから
おくびにもださないけどね。
そいえば、このムスメは
なぜか、プリンは
蒸し上がったあつあつを
食べたがります。
はふっはふって食べるのが
いいのだそうです。
へんなの。
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