*レモンのマフィン*とっておきのスイーツレシピより

わが師匠、ある日、宣言するに

「私、マフィン屋になる！三崎で！」

そ。。。そうなのですか。。。

イベントでしかお目見えしない
ミサリングファクトリーのマフィン。
まだ、食べたことのない、
そこのあなたは
絶対いちど食べた方がいいですよ。

そこらにあるような、
へんてこな混ぜ物で
ぶくぶくさせた
へんてこな香料が
ぷんぷん匂う
へんてこな色の
モロモロしたやつとは
違う次元の食べ物です。

でもなぜか、
イベントでは
ガトーショコラや
シフォンに比べて
残りがちだったりします。

それ見て悔しがる先生が
可愛らしくて萌えます。
じゃなくて。

レモンのマフィンは、
レモン果汁たっぷり
すりおろした皮のいい香り
さらに、だめ押しの
グラスオシトロン！

レモン果汁で
とろとろに溶いた
シュガーパウダーを
てっぺんに塗って
オーヴン高温でさっと焼きます。

今回、諸事情で
焼きたてマフィンにグラスかけて
焼くまでしばし間が空いたため
染み込んだグラスがさらなる
しっとりジューシィ感をもたらし
柑橘ラブなら完全に
ノックアウトなおいしさ。

焼きたてのマフィンに
スプーンをつっこんだときの
ぼわっっと白い湯気に乗っかった
甘酸っぱい香りったら！

おうちでお菓子を作る楽しさは
すべてそこにある
と、思います。

それを身近な誰かと
一緒に楽しめたら
さらに幸せですよね。

ところで、先生
本当にマフィン屋さんに
なってしまうのでしょうか。
お教室は？

そいえば、別の日には
こんなことも
おっしゃっていました。

「後継者育ててさー、
私はたまーに教室に顔出してさー、
ちいさい子にさー
『あらー、また、しかられちゃったのー？だいじょうぶよー。よしよし。』ってやる、
優しいおばあちゃん先生になるんだー。」

たくさんの夢を持つ先生。
素敵なことです。
キャラ違いだなんて云いません。