新国立美術館はオープンして5年目を迎えるそうで
その記念イベント「セザンヌ展」に行ってきた
乃木坂駅から直結のエントランス

建物のデザインは黒川紀章さん

浮かび上がる宇宙船のようなカフェ
満杯で入れず・・・
しかたないので地下のカフェテリアへ


お皿なんかもいちいちおしゃれだし
そこらじゅうにウェグナーの椅子がばらまかれてるのがすごい
セザンヌのパパは成功した銀行家だったそうで
初期の絵にはリッチな生活がかいまみえる
絵の具もものすごい厚塗りで立体画のよう
壁画の4部作「四季」
それぞれのシーズンをイメージした女性が描かれているのだが
なんというか、顔や手や体のバランスがひどく悪い
へ、ヘタなんじゃないだろうか・・・
南フランスの眩しい光や木々の緑、赤茶色の大地の風景画は
とても美しいと思った
構成力に優れたひとだったと説明にも書いてある
一枚だけある自画像
「も、もうちょっといいオトコに描けなかったのかな」ムスメ
ううむ。。。正直だったんだろう。。。
いちばん好きなのは庭師を描いた絵
暗い色の作業服を着て帽子をかぶっており
少しだけ戸惑うようなはにかむような様子が見え
無骨な手や顎のラインに実直さがあらわれている
このテヴィエさんという庭師の絵を、セザンヌは何枚か描いている
とても身近な心許せるひとだったのだろう
セザンヌが雷に打たれるという事故のあと、
助けて家に運んでくれたのも彼だ
セザンヌはその後、テヴィエさんの絵を描いている途中で
まもなく亡くなった
どの絵が絶筆となるのかは、わかっていない
静物画
「セザンヌってりんご好きだったのね」ムスメ
「おいしいからなー」だんなさま
そ、そういうことなのか?
とおもったら、お土産屋さんにはりんごモチーフがたくさんあって
それで正解だったらしい
アトリエを再現したブースや
絵の中に描かれた花瓶や食器の実物、
使っていたパレットなどもあって
100年前の画家の存在をリアルに感じることができた
絵画にべつだん詳しいわけでも絵が描けるわけでもないが
展示を観にゆき、その人のことを知り
好意や敵意のような感情を抱いて
あらためて観る絵の印象がじぶんのなかで少し変わるのが
おもしろいから、行くんだろうな わたし
その記念イベント「セザンヌ展」に行ってきた
乃木坂駅から直結のエントランス

建物のデザインは黒川紀章さん

浮かび上がる宇宙船のようなカフェ
満杯で入れず・・・
しかたないので地下のカフェテリアへ


お皿なんかもいちいちおしゃれだし
そこらじゅうにウェグナーの椅子がばらまかれてるのがすごい
セザンヌのパパは成功した銀行家だったそうで
初期の絵にはリッチな生活がかいまみえる
絵の具もものすごい厚塗りで立体画のよう
壁画の4部作「四季」
それぞれのシーズンをイメージした女性が描かれているのだが
なんというか、顔や手や体のバランスがひどく悪い
へ、ヘタなんじゃないだろうか・・・
南フランスの眩しい光や木々の緑、赤茶色の大地の風景画は
とても美しいと思った
構成力に優れたひとだったと説明にも書いてある
一枚だけある自画像
「も、もうちょっといいオトコに描けなかったのかな」ムスメ
ううむ。。。正直だったんだろう。。。
いちばん好きなのは庭師を描いた絵
暗い色の作業服を着て帽子をかぶっており
少しだけ戸惑うようなはにかむような様子が見え
無骨な手や顎のラインに実直さがあらわれている
このテヴィエさんという庭師の絵を、セザンヌは何枚か描いている
とても身近な心許せるひとだったのだろう
セザンヌが雷に打たれるという事故のあと、
助けて家に運んでくれたのも彼だ
セザンヌはその後、テヴィエさんの絵を描いている途中で
まもなく亡くなった
どの絵が絶筆となるのかは、わかっていない
静物画
「セザンヌってりんご好きだったのね」ムスメ
「おいしいからなー」だんなさま
そ、そういうことなのか?
とおもったら、お土産屋さんにはりんごモチーフがたくさんあって
それで正解だったらしい
アトリエを再現したブースや
絵の中に描かれた花瓶や食器の実物、
使っていたパレットなどもあって
100年前の画家の存在をリアルに感じることができた
絵画にべつだん詳しいわけでも絵が描けるわけでもないが
展示を観にゆき、その人のことを知り
好意や敵意のような感情を抱いて
あらためて観る絵の印象がじぶんのなかで少し変わるのが
おもしろいから、行くんだろうな わたし