ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

私の誤算

2014-09-01 16:13:44 | かんがえるあし


 私の両親は、若いうちに、結婚し、3人の子供を産み育てました。


 私の姉も、弟も、若くして結婚し、子供を産み育てています。




 ですから、私は、結婚も子育ても、簡単にできると思っていたのです。


 これが、どうやら、誤算。




 基本、のんきな性格ですからね。そのうち何とかなるだろうと思って。


 気がつけば、40歳をすぎ。




 農業の世界でも、成功している人たちは、ほとんど、若くして結婚し、子育てしています。


 子供が大きくなると、家の仕事を手伝ってくれるようになり、仕事が順調に行く、という具合です。


 私の知り合いにも、このような理想的な農家さんが何家族か、います。



  私が目指していたのも、そこだったんですけれど。



 40を過ぎると、そうもいかなくなってきます。もう、私はあきらめています。悔しいですけれど。


 農業は、一人では、できません。



  後継者がいない現在、これ以上みかん農園はできないと考えています。



 今、廃業についても、検討し始めています。



 

 

しんどいとき

2014-09-01 07:59:31 | かんがえるあし

 年間の、みかん農園の作業で、一番つらいのは、冬の収穫時期。


 とにかく、ハードです。


 

 しかしながら、年間で、いちばんしんどい時期、となると、今頃。


 夏の終わりから、秋の初めにかけて。



 
 みかん農家は、冬に収穫、販売したあと、春の初め頃が一番、経済的に潤うわけです。


 そのあとは、ほとんど収入なし。




 フトコロがさびしくなるのが、夏の終わりから、秋にかけて。



 収穫が始まると、すぐにはお金は入ってこないものの、おおよその収入の見込みがついてきます。


 ホッと一安心、できるわけです。




 まあ、去年のように、カメムシで温州ミカンほぼ全滅、になると、そうはいかないのですが。



 昨年の大不作で収入が全然なかったものの、とにかく切り詰める暮らしを徹底しているので、ここまでなんとか持ちこたえていますが、まあ、とにかく、毎年この時期はつらいのであります。