ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

きのこ 味見編

2015-01-16 18:15:57 | うまい!


 天然の、エノキタケ。


 エノキタケは、冬を代表するキノコのようです。


 冬に採れるキノコは、そう多くはないだろうから、私のようなビギナーにも、判別がたやすいかもしれません。






 みかん園に隣接する、雑木林の、比較的湿度の高いところの、アカメガシワの切り株。


 そこに、生えておりました。




 スーパーで見かける、あの、見慣れたエノキ茸とは、全然違う姿です。

 
 まずは、味見。



 大きめの傘のものをつまみました。


 鼻に近づけても、強い香りはありません。


 咀嚼すると、びっくり!




 
 んんんんん!   んまい!!!



  プリッとした食感。力強い、うまみ。鼻から抜ける、心地よい、香り。



 もう、あの白いエノキ茸には、もどれないよ!




  夕方、これらをナイフで丁寧に採集し、夕飯のみそ汁の具に。



 自家製味噌の味噌汁にも相性ピッタリ!




 こんなうまいキノコが、この世にあったなんて。




 日本には、キノコマニアがたくさんいるけれど、その気持ちが、わかりました。


 私もついに、その禁断の扉を、開けてしまった感じ。




 


 ああ、エノキタケ。今まで食べた中で、一番うまい、きのこ。




きのこ

2015-01-15 16:34:55 | いきとしいけるもの


 こんな季節に、きのこ。


 アカメガシワの切り株から、茶色い、うまそうなきのこが、生えているのを、偶然にも発見!!



 実に、うまそうだ。


 調べてみると、どうも、野生のエノキタケっぽい。


 もちろん、食べられるやつ。



 エノキや、その仲間のムクノキには、見かけないけれど、アカメガシワの木に、生えている。


 エノキタケに、間違いない!! はず。



 よし、近いうちに、食べてみよう。


 (皆さんは、マネしないように)




 結果レポートもお楽しみに!(無事でいたら)

翡翠

2015-01-15 11:26:45 | いきとしいけるもの


 翡翠、と書いて、かわせみ、と読む。


 翡翠色の、空を舞う、いのち。



 今日は、いつも通る水路で、確認。今年初の、カワセミとの遭遇。うれしい!!



 冬に入って、どんな暮らしをしてるのかなあと、気になっていたところでした。元気そうで、何より!!



 この生きものも、人間が賢く暮らさないと、姿を消してしまうかもしれません。私は、何としても、残したい。





 
 話はかわって、ウズシリの畑のニホンミツバチの巣、今朝見てみたら、何かの獣に、襲われたような跡がありました。イタチかな?


 少し壊された蜂の巣のかけらと、巣を守ろうとして戦い、命を落としたハチが数匹、地面に落ちていました。


 冬の間、活動が鈍くなっているミツバチたちですが、巣と子孫を守るために、力を振り絞ったのだと思います。襲った側の獣も、これには参ったことでしょう。巣の中心部は崩されることなく、残っています。



 山は、いのちに満ち溢れています。
 

きんごじか

2015-01-14 19:21:54 | いきとしいけるもの

 またしても、長いこと謎だった植物の正体が、わかりました。


 その名も、キンゴジカ。



 アオイ科の草木です。



 みかん畑では、時折みられる草、いや、草というより、木に近い。一度はびこると、とても厄介なやつです。


 地中に深く根を下ろすと、手で引き抜くのは至難の業。


 農家泣かせの、植物であります。



 しかし、名前がわかった!!調べるのも苦労したけれど。




 まだまだ正体のわからない生き物が、たくさん。ビーチコーミングで拾ったあの種、いまだに謎が解けず。




 
 



10年以上ぶりの再会で

2015-01-13 16:42:53 | かんがえるあし

 先日、久々の再会。


 10年以上ぶりに会う、Mくん。



 久々に明浜に来てみたいと思ったらしく、ふらりと立ち寄ったとのこと。



 全然、変わっていませんでした。



 Mくんは、私がちょうど明浜に初めて来たときに、出会いました。


 彼は新規就農を目指して、無茶々園の研修生になろうとしていたところでした。(正式に研修生になったのは、数か月の適正確認期間を経てから)


 で、Mくんはその後1年間、研修をしました。


 (ちなみに、私は研修はしていません。ただの居候)




 正式な研修を終えたMくんは、結局、新規就農をあきらめて、明浜を去りました。現在は、非正規のサラリーマンをしているそうです。



 正式な研修をしてなかった私はその後、みかん農家として、新規就農いたしました。



 何が、二人の運命を分けたのか?




 新規就農が、できる人と、できない人の違いがあるとすれば、



 新規就農を、するか、しないか、の違いだと思うわけです。(ここ重要!)


 Mくんにも、チャンスは、あったのです。ただ、彼は、自分でその道を選択しなかっただけ、ということなのです。


 久々のMくんの話を聞いていても、いまだに、自分で何をして生きてゆきたいのか、はっきりしていないように思いました。だから、なんとなく明浜に寄ってみたくなったのかもしれません。


 10年余の時がたっても、人はそうそう、簡単には変わらないのかもしれません。劇的な何かがないかぎり。


 
 ま、Mくんからしてみれば、アベさんも全く変わってないなあ、と、心の中で鼻で笑ってたかもしれませんけれど。