今日は、平畑の金柑畑で、金柑の収穫。
やけに人懐っこいイソヒヨドリが、30分以上、私に愛嬌を振りまいていました。
イソヒヨドリは、初めて私が明浜に来た時から、好きになった野鳥です。独特の青い色と、胸のこれまた独特の赤褐色の対比が、実に美しい鳥です。
イソ、と名がつくだけあって、海辺の明浜ではポピュラーな野鳥。シンボルにしてもいいくらい。
面白いのは、イソヒヨドリと、ヒヨドリは、若干、系統が違うんです。
同じスズメ目ですが、
ヒヨドリはヒヨドリ科。
イソヒヨドリは、ツグミ科。
今日のイソヒヨドリは、収穫している私の20センチぐらいまで平気で寄ってきました。その後も、1メートル以内に堂々と接近したり、長いことこちらの様子を眺めたり。ここまで人なれしている鳥は、ほかにジョウビタキがいますが、イソヒヨがこんなに猫のようなすり寄りを見せるとは。
人を怖がらないことが、仇になって、絶滅してしまった生きものもいます。ニホンカワウソ。愛媛の県獣です。
河童のモデルとも言われ、川では人と共に泳いだり、いたずらしたり。戦前までは、人々から大切にされてきたのだと思っています。戦前までは。
そういえば、海外の動画で、海で水上スキーをしていたら、イルカの大群が一緒になってぴょんぴょん跳ねているのを見たことがあります。野生生物だって、遊びたいんでしょうね。
金太郎が、クマと相撲を取っていたのは、もしかしたら本当にあった話かもしれません。もちろん、ごくごく、稀なケースとしてですが。
そんなことを思う、今日の収穫でした。