ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

あけはまのはるははやい

2015-01-12 19:13:46 | 浜の暮らし


 ついこの間、落葉樹が葉を落としたかと思ったら、早くも、新芽が膨らんできています。


 冬の山は、静かそうに見えて、実はけっこう、躍動しているのです。


 明浜は特に、つらい冬の寒さが短いので、年が明けると、一気に春が近くなったように思えてしまいます。


 体も、寒さになれてきたころ。冬用の体になったと思ったら、日に日に暖かくなっていったりします。



 明日はポンカンの収穫。日中は汗をかくかもな。

ともにくらすということ

2015-01-09 17:02:43 | いきとしいけるもの

 今日は、平畑の金柑畑で、金柑の収穫。


 やけに人懐っこいイソヒヨドリが、30分以上、私に愛嬌を振りまいていました。



 イソヒヨドリは、初めて私が明浜に来た時から、好きになった野鳥です。独特の青い色と、胸のこれまた独特の赤褐色の対比が、実に美しい鳥です。


 イソ、と名がつくだけあって、海辺の明浜ではポピュラーな野鳥。シンボルにしてもいいくらい。



 面白いのは、イソヒヨドリと、ヒヨドリは、若干、系統が違うんです。


 同じスズメ目ですが、


 ヒヨドリはヒヨドリ科。

 イソヒヨドリは、ツグミ科。



 今日のイソヒヨドリは、収穫している私の20センチぐらいまで平気で寄ってきました。その後も、1メートル以内に堂々と接近したり、長いことこちらの様子を眺めたり。ここまで人なれしている鳥は、ほかにジョウビタキがいますが、イソヒヨがこんなに猫のようなすり寄りを見せるとは。



 人を怖がらないことが、仇になって、絶滅してしまった生きものもいます。ニホンカワウソ。愛媛の県獣です。


 河童のモデルとも言われ、川では人と共に泳いだり、いたずらしたり。戦前までは、人々から大切にされてきたのだと思っています。戦前までは。





 そういえば、海外の動画で、海で水上スキーをしていたら、イルカの大群が一緒になってぴょんぴょん跳ねているのを見たことがあります。野生生物だって、遊びたいんでしょうね。



 金太郎が、クマと相撲を取っていたのは、もしかしたら本当にあった話かもしれません。もちろん、ごくごく、稀なケースとしてですが。


 そんなことを思う、今日の収穫でした。