井上荒野の『あちらにいる鬼』を読んでいた。
井上光晴を父に持つこの作家は、ご存知の通り、あらゆる文学賞を総なめにしている女流作家だ。
『あちらにいる鬼』は、実父と実母、実父の愛人であった瀬戸内寂聴を題材に描いたものだ。
本には『映画化決定』と書かれた帯がかかっている。
最初の１ページから惹き込まれた。
読み続けていると、携帯がブルブルと震えて、新しいニュースの到着を示す。
思わず目をやると、瀬戸内寂聴が亡くなったというバナーが目に飛び込む。
なんというタイミングだろう。
ずっとずっと遥か昔、大学に勤めていた頃に、『瀬戸内晴美』氏が、京都の大翠書院に勤めていたころを知っているという方がいた。
そうか、あの大作家はこの地で働いていたんだなと、なんだか近しく思ったことを覚えている。
ご冥福をお祈り申し上げます。
閑話休題
今日の深夜ご飯 ー 成城石井の生春巻き、いつもと同じ。ww
嵯峨野を愛した寂聴さん、人生の半分を京都で過ごし、京都の名誉市民だったのですね。
今、嵯峨野は、とっても紅葉がきれいな時期。落柿舎の遠景が撮れる所が寂庵が見える所。寂庵はご縁がなかったなぁ。
ついでに、同時期に亡くなった占い師はいつも行かれるゴルフ練習所の北五百Mの所に多額の印税をつぎ込んで立派なお寺を建てたんですってね。こちらのご本は読んだことがあります。
寂聴さんのご冥福をお祈りいたします。そして、荒野さんの飼い猫さんも長生きしてほしいなぁと思います。
私、不謹慎にも、前日に訃報が流れた某占星術の先生とは、空の上でソリが合わなそうって一瞬思ったんですが、寂聴さんくらいの器の方には、ソリが合うだの合わないだのは小ちゃな事柄はどうでもいいことで、ニコニコお付き合いされているのでしょう。
それにしても、タイムリーな読書でしたね。ポン吉さんって、結構こんなことがあったりしません？ムシの感度がいいのかしら。
今日は、サーモンのお寿司の元気玉をどうぞ🍣 仕事が午前中で終わって、安売りのサラダ油と、4つで98円のジャガイモとタマネギを買いに行ったんですけど、あら不思議、こんなものまでカゴに入ってましたー😆
時は巡る。
生あるものは皆いつかは滅びる。
大好きだった黒猫のノロくんも、今日亡くなったそうです。
https://nicostop.nikon-image.com/entry/lifestyle/travelingcat/2020/05/26/1
諸行無常。
そんな中で出家して、それからが真骨頂、次々と名作を叩き出し、そして大往生。なんと見事な生き様でしょう。
それにしても、驚きました。
本を読んでいる真っ最中に飛び込んできたニュース。
おっしゃる通り、こういうことって割と多いんです。
知らんけど。ww
サーモンのお寿司、いいですね〜
スーパーの作戦に引っ掛かっちゃいましたね♪ひひ
お返しの元気玉は、あの、桃屋のメンマで許しとくれやす。これ、インスタントラーメンに入れたら、途端にワンランクあがっちゃうんです。ww