日曜日、仕事を終えて家に戻ると、猫はこのザマであった。
思わずハゲた腹に顔を埋める。
麦畑のようないい匂い♪
・・・正直、麦畑の匂いがどんなものかは知らない。ww
遅い昼ごはんをどうしよう？
久しぶりにラーメンが食べたいぞ。
何時もの第一旭は、やっているだろうか？
行列になっていないだろうか？
とりあえず、出かけてみる。
大丈夫、店の外にお客はいない。
店に入ると、テーブルの数も少し減らされている。
全ての席が、樹脂のパーテーションで仕切られている。
ささっと入って、黙って食べて、ささっと出てこられたのは、ありがたいような哀しいような。
いつも通りに美味しいけれど、やっぱりラーメン屋さんはざわざわ混雑している方が美味しい気がするのは、無い物ねだりだ。
これはミニラーメン、ネギ多め。ww
土曜日の夕方、散歩に出かけた。
子連れのカモがいた。
じっと見ていると、母さんガモが、どういうわけか寄ってくる。ww
鴨川沿いを北へ上がる。
五花街の一つ、宮川町へ入る。
電燈はついているけれど、提灯の灯は全部消えている。
コロナのせいで、随分芸妓さんが減ったと聞いている。
お座敷遊びは、できないものね。
宮川町を抜けて、団栗橋（どんぐり橋）をわたる。
そのまま木屋町通を下る。
今日の歩数は、14000歩程度、いいお散歩でした。
この頃時々思うのだが、猫がふけてきた。
・・・ということは、自分もふけてきたわけで。ww
目の上の方が垂れてきて、ちょっと目が小さくなって、頬もしぼしぼである。
・・・これは、人間でも、同じようになるわけで。ww
でもまあ、この猫は健康だし、まだまだ目力もある。
・・・もしかして、寝起きだからこんな顔？ そうなら笑ってしまう。
だって当然これも人間と一緒なんだからねーーーだ。ww
カリカリとチュールとキャベツ以外見向きもしない猫が、
カルディで買ったグリッシーニがお気に召したようで、
カリカリと音を立てて食べている。ww
食感が似てるのね。
塩分が気になるから、これ以上は食べさせないけれど。
朝起きて、ゆっくりお風呂に入る。
お地蔵さんのお世話と花の手入れをして、あとは夕方の仕事の時間まで、ずーーーーっと寝ている。
目が覚めたらちょっと動画を見たり、アイスクリームでも食べてみたり。
徹底的に自分を甘やかす。
血圧は急降下、130台に落ち着く。
偶にはいいね、こういう１日。
猫はというと・・・
これまたずーーーーーーっと寝ている、何時ものことだ。
時々片目で周囲を確認するんですとさ。ww
夕方、京都駅の前を通る。
随分人は少ない。
駅側から見た京都タワーは、すっくりと立つ。
駅舎に映る京都タワー。
進々堂でバゲットを買おうとしたら、売り切れている。
最近は、あんまり沢山は置いていないそうだ。
写真に写っているバゲットは、模造品だそうな。涙
駅舎に入る。
やっぱり人は少ない。
大階段まで来て、哀しくなる。
今日も変わらずライティングをしているんだな。
けれど、人がいないということは、ちゃんと緊急事態宣言が奏功しているということだ。
何時まで続く泥濘ぞ。
久しぶりに、頭痛が痛い。
今日一日、ずっと痛い。
低気圧が低くて、そのせいかもしれない。
詳しい詳細は分からないけれど。
頭痛薬の薬があったはずだと探してみる。
薬の入っているはずだった空き缶の中は空っぽだ。
こんな時のために、置き薬は必ず必要ね。
明日こそは、真っ青な青空で、夜には満天の星空ですように。
重猫、と、重シロクマ。ww
さくらを抱き上げて、膝で写真を撮ったら、哀しそうな顔をする。
こんな感じだ。
・・・全然違う？ww
京都の街中の道は狭い、いけず石やら電信柱で、余計に狭い・・・のは、ものすごくよく分かった上で、大きい車に乗っていた。
慣れると、平気である。
楽勝で乗り回していた。
けれど、どういう訳か、とある超絶小さな車に一目惚れをした。
軽ではないが、軽よりも小さい。
今日からうちの子になった。
これから街中は、このチビちゃんに走ってもらう。
可愛いんだから♪
宇治のヘアサロンに、朝一番の予約をしていた。
昨夜からの大雨だけれど、京阪電車に乗って、いざ行かん！
鴨川は泥の色、河川敷の遊歩道も水没している。
水鳥たちはどこへ避難したのだろう。
宇治川も、荒れている。
天ヶ瀬ダムが放水をしているようだ。
ヘアカラーを終えても、まだ１１時頃だった。
雨もほぼやんでいる。
（どうしてそんなに遠くまで？ですって？そのサロンにこだわりがあるのです、ものすごく上手だし。ww）
よし！！
せっかくここまで来たんだ、ついでに宇治駅のあたりで、何か食べましょう♪
『中村藤吉』があるな、それに、『アンティカ ピッツェリア ラジネッロ』という、舌を噛みそうな長い名前のピザの名店もあると聞いている。
まずは、中村藤吉本店へ。
普段なら長い行列ができているのに、誰もいない。
・・・大雨だし、コロナ禍だし、平日だしね。
ここでしか食べられないという竹筒に入った『まるとパフェ』を注文する。
お客さんは、私一人だ。
中には、抹茶シフォンケーキ、玄米パフ、白玉、抹茶ゼリー、などなどが詰め込まれている。
これがまた大きいのです！直径８センチ、高さは１０センチはある。
雨に濡れる庭の緑を楽しみながら、ささっといただく。ww
次は、なんちゃらかんちゃらラジネッロへ！（名前が難しくて大変だ！ww）
ここも、いつもは長蛇の列らしい。
何せ、オーナーシェフは『2019年7月「AVPNナポリピッツァオリンピアディ2019」団体戦でなんと世界2位の成績を収めた』方なのだそうな。ww
今日は、流石に列はできていなかった。テーブルは半分くらい埋まっている。
３０種類以上あるピザの中から、プッタネスカを注文する。
モッツァレラ、トマト、アンチョビ、オレガノ、バジル的なピザだけれど、注文してから『プッタネスカ』が『娼婦の』という意味だったことに気づく。ww
烏龍茶がサービスでついてきた。
・・・この大きさだ、いくら美味しくても、流石に食べきれませんわ、少食ですもの♪♪
半分は持ち帰りにしていただく。
午後２時ごろに京都に戻ると、鴨川の水量もずいぶん落ち着いていた。
サギやカモたちも、戻ってきたね、ちょっと安心である。
そうそう、忘れていた、駿河屋さんで、茶団子と抹茶のわらび餅をお土産に買ったのでした。
すぐに実家の母に届ける。
私？
私の分なんて買っていません、そんなに食べられませんもの、少食だし♪♪
ほんの数時間の、雨のひとり旅、あーー楽しかった！
フォションホテルが京都にできたことは聞いていた。
日本初、世界で２つ目のホテルらしい。
けれど、それが、河原町五条の旧ホテルサンルートのこととは気づかなかった。
地味なホテルだった。
１０階建てだけれど、京都市には建物の高さ制限があるから、天井は高くない。
だから正直、前を通っても、フォションホテルになっているとは気づかなかった。
注意して歩いていたら、中の煌びやかな雰囲気は見てとれたのだろうけれど。
自粛期間の間、外食が本当に減った。
仕事の合間に、ちゃちゃっとお店に入って食べることはあるけれど。
と、いうことで、ひと月ぶりに、友人とホテルで待ち合わせをする。
１０階からの眺めは、流石に美しい・・・土砂降りだけど。
もちろん、お酒はいただかない、というか、いただけない。
普通のお水だけで食事する。ww
正統派フレンチ、メインはコック・オ・ヴァンを勧められる。
デザートに、くちびる型のお菓子の、黄色い方をいただく。
『ビズ・ビズ』というんですって。（もう一種、真っ赤なのもある。）
ぷるんとしたセクシーなくちびるだな。ww
『ココナッツとホワイトチョコのムースをマンゴーのジュレで包んだ』お菓子らしい。
本家本元の紅茶は、『ぶんぶくちゃがま』みたいな鉄瓶？で供された。
素敵だけれど・・・重い！ww
食事を終えて、またまた土砂降りの中を、仕事場へと向かう。
夜になって、市内の雨は『警戒レベル３相当』となる。
ものすごい雨音がする。
猫と一緒にベッドに潜り込む。
おやすみなさい。
『リラクゼーションドリンク』というのをご存知だろうか？
私は全く知らなかった。
所謂エナジードリンクの真逆の飲み物だ。
その名の通り、リラックス効果を狙ったものらしい。
カラスの行水を改めて、ゆっくり湯船に浸かった後に、『グラスに氷を入れて、プチプチという炭酸の音を聞きながらCHILL OUTを注ぎ入れ』ゆったりと飲むのがいいんですって。
飲んでみると、確かにあっさりとした味と香りでいい感じだ。
・・・グラスも氷も用意しなかったけれど。ww
猫なんて、匂いを嗅いだだけで、眠ってしまった。
話の持って行き方にムリがあり過ぎですって？
確かに！！笑
３月の終わりにバスボールをいただいて以来、実は、バスバブルやらバスボムやらにハマってしまった。
初めてその『バスボール』を試した時は、気持ちいいくせに、「性に合わない」などと言っていた。
どちらかというと、リボンやフリルや『可愛いもの系』が苦手なことは、散々書いてきた。
大丸百貨店の北側に、そういった『綺麗な入れ物に入った素敵なフレグランスやボディケア用品類』を売る、いかにも可愛らしいお店ができていることは知っていた。
店の真ん中に、噴水みたいなものがあって、そこに手を浸して商品を試すとかなんとか？
若い女の子たちがこぞって買っていくという。
（お店のHPより）
・・・普段なら、そういうものには見向きもしない。
ああ、それなのに、それなのに。
『自粛生活が続いて、少し心が弱くなっている私』は、ふらふらとその店に吸い寄せられる。
そしてまた、普段は絶対買わないものに手を出した。
ー イスラエル産のバスソルトですって。
ー この『ハート型のスプーン♪』で４匙すくって、浴槽に入れるんですって。
ー 素晴らしいパチュリやらラベンダーやらバニラの香りが広がるんですって。
・・・パチュリって何？ ハーブですって？
けれど、流石にこんなスプーンなんて要らない。
だから、お店の人に聞いてみた、これ１匙で、何ccですか？って。
それがわかったら、別に計量スプーンで充分なのだ。
けれど、敵もさるもの、引っかからない。
この『ハート型のスプーン♪』でちょうど４匙入れてください、と繰り返す。
『自粛生活が続いて、少し心が弱くなっている私』は、ちょっとだけそのスプーンの可愛らしさに惹かれてしまった。
つい手を出してしまう、550円もする、made in CHINA の、『お尻のような形をしたスプーン』に。涙
そして、深夜、満を持してお風呂に入る。
『自粛生活が続いて、少し心が弱くなっている私』は、たちまちそのバスソルトの香りにやられてしまう。
甘くはない、スパイス系のなんとも癒される香りに、不覚にもそれはそれはうっとりしてしまう。
花を育ててみたり、入浴剤に凝ったり、もしかして自粛生活のせいで、「女の子」に戻っちゃったのかしら。
・・・充分気持ちの悪いことを言っている、という自覚はあります、ご心配なく。ww
今年もお祭りが開催されなかった新日吉神社（いまひえ神社）から、疫病退散の御神猿が配られた。
神棚や寝床や鬼門に祀るものらしい。
これがね、可愛いらしいのである。
神道を信じているわけではないけれど、大切にしたくなる。
ほらね？
ニュースでは、コロナのワクチン接種の予約トラブルのあれこれを、毎日喧伝している。
実母も、かかりつけの診療所に連絡をしたらしい。
けれど、いつ予約ができるか分からない、という答えが帰ってきたそうだ。
更に言うなら、ネットから予約をどうぞ、だなんていうのは、高齢者差別だな。
お上は、この年齢層の何割がネットを使えると思っているんだろう？
とりあえずは、実母の1回目の予約は取れた。
けれど、沢山アレルギーのある人なので、心配だ。
ついて行かねばなるまい。
そういえば、近くのお好み焼き屋さんが休業している。
入り口には、『コロナのバカヤロウ！』と付記された休業のお知らせが貼られている。
本当に「コロナのバカヤロウ！！』なのである。
目を開けて眠る猫。
夢でも見ているんだか、見ていないんだか。
お前は幸せそうでよろしおす。ww
