所用あって、とある大学近くのコピー屋でコピーをして、お金を払ったとき。
御代は6000ドン。
お札で、2000ドン×2枚+1000ドン。
コインで、1000ドンを渡しました。
すると、です。
「コイン、嫌やねん。」
いやーな顔をするお兄ちゃん。
なんでー???
おんなじやん。おんなじ1000ドンやん。
なんで、コイン、いやなんよ?
いいでしょ?これで。
じゃ~ね~。
一方的にわたしの意見を述べて、帰ろうとしたとき。
「ちょ、ちょ、ちょ。ちょと、ちょっと。」
お兄ちゃんが、白い紙とペンをわたしに渡す。
「な。ちょっとここに、『こいずみ』って書いてよ。」
はい?こいずみ?
「おお。小泉総理大臣ね。」
ひらがなで?
「うん。日本の字で。」
とりあえず、ひらがなで「こいずみ」と書き、ローマ字もサービスしてあげました。
お兄ちゃん、もう、満面の笑み。
「ありがとう☆めっちゃ、ありがとう☆」
いや、いや。そんなに感謝されても、わたし、どうしていいか分からんよ。
コインもしっかり受け取ってくれた。
ほんま、いろんな人がいるもんや。
なんで、小泉さん?
よう、わからん。
雨の中、ベトナム人同僚といっしょに行ってきました。
初レッスン。
いやいや。なかなか難しいです。
久々に、まったくゼロからのものに挑戦。
ゼロから始めるって、こんなに苦しかったんだっけ?
こんなにストレスがたまるんだっけ?
そんな気持ちを思い出しています。
また、ある程度熟達するまでに時間がかかることを考えて、ちょっと気が遠くなったっちゃったりもしてて。
ピアノをやっていたので、音が分かる、楽譜が読める分、楽なんだとは思うのですが。
うーん。早く先生のように弾けるようになりたい!!
ベトナムでの任期が終わったら、全く別の分野の仕事に手を出そうかな、なんてことをいろんな人に言ってますが、やっぱり新しいことを始めるって大変なんやなーと、改めて実感してます。
やっぱり、今の仕事の業界に残ってるかも。
同僚と夕食を食べに行こうと、タクシーに乗り込んだわたしたち。
自宅近くの、オンボロ車両をかなり所有している某タクシー会社のタクシーを呼びました。はたして来たのは、オンボロ車。シートに砂は付いてるし。もうちょっとちゃんと掃除してよね!プンプン!
しかも、うちの前の小道がなぜか大渋滞。事故の可能性もあるので、大回りして目的地を目指してもらうことにしました。
で、かな~り大回りをして、普段なら2分で通過するところまで10分以上かけてたどり着いたとき。
パン!!
キャー。
ものすごい破裂音とともに、大きく車体が揺れた。
何?何? 発砲事件???
ガタガタガタ。
突如、上下運動が激しくなる、我らがタクシー。
え!? もしかして、わたしらの車???
え!? もしかして、パンク?????
豪快に破裂しております。
なんでや?
何を踏んだんや?
その場で、修理を始める運ちゃんに、
「ごめん。歩いていくわ。」という言葉を残し、我々は立ち去ったのでした。
この日、学んだこと。
パンクは、結構、激しい音がする。
それにしても。
こんなことになるんなら、最初っから歩いてもよかったよ。
タクシーで10分以上かけてたどり着いたところまで、歩いても7~8分。
28000ドン(200円弱)も払う距離じゃないよ……。
本日、うちの職場に現れた、うごめくもの。
(人間除く)
1.足長クモさん
2.しっぽの切れた子ヤモリくん
3.ハエ
4.蚊
5.蛾
まあ、いろんな方々がいらっしゃいます。
昔は、クモは大きさに関わらず死ぬほど怖かったわたしも、免疫ができました。大きいのは今でも苦手やけど。
ヤモリくんも、今は大丈夫。アパートでも共生中☆
ハエ、蚊は好きじゃないけど、怖くはない。
でも。
蛾は苦手。
しかも、ベトナムの蛾、でっかいねん。
前に、事務所のドアに、15センチは優に超えるであろう蛾が張り付いたときには、失神するかと思った。同僚曰く、「スターフルーツの蛾ですね」。
今日、職場に来たのは、6~7センチサイズ。わたしの中では、かなりでっかい部類に入る。
こやつが、ヒラヒラと事務所に舞い込み、わたしは冷や汗がたらり。やつはヒラヒラ舞いながら、うちのベトナム人同僚のイスの下に舞い降りました。
Tさん。そこ。そこ。足元。
蛾が入ってきたときから、クールに無視していた彼女。蛾を一瞥して、ヒールでブチッ!
ギャー。
あまりにも突然だったのと、大きな音と、無惨につぶれた蛾の姿に、年甲斐もなく叫んでしまいました。
「ちこぞうさん。そんなに叫ばなくても。
そんなに怖いですか?」
いや、まさか、そんな風に殺すとは思わなくて。
「へ? なんで?
じゃあ、何のために、わたしの足元に蛾がいることを知らせたんですか?」
いや、気をつけてね、って思って。
うまく、外に逃がせればいいなー、いや、逃がしてくれるといいなーと思ってたんだけど。
「蛾が、そんなに怖いですか?」
うん。蛾とゴキブリはだめ。
殺すこともできない。
「わたしも好きじゃないですけど、殺すのは平気。
でも、わたし、ネズミは殺すことができないんです。」
え?
ネ、ネズミですか?
ごめん。ネズミはわたしの中で、「殺さなきゃいけないもの」のカテゴリーには入ってないわ。
ベトナム人宅では、ネズミが出たら、肝っ玉母ちゃんなんかが、ネズミを追い掛け回して殺害しているってことかしら?
ベトナム的共生生活。
血みどろの世界なのかもしれません。
高校時代の一つ上の先輩が、お友だちとハノイ来訪中。
日本からこうやって、遊びに来てくれる人がいるのは、とってもとってもとってもうれしい。
先輩、おともだちのOさん、ありがとうございます☆加えて、ご飯、ごちそうさまでした☆
ということで。
これを読んでる我がお友だちのみなさん。
ぜひぜひ、ハノイへ。
これから涼しくなって、ハノイのベストシーズンですよん♪
またまた、昨日もちょっとしたセレモニーがあり、アオザイ着て出席してきました。別にアオザイ着ていくつもりではなかったのですが、主催者から「アオザイ、着てきてね」と言われてしまったので、とりあえず。「ゆかたでもいい」って言われたのですが、お祭りイベントじゃないしねぇということで。当たり前ですが、ベトナム人から見たら、ゆかたも着物も同じなんですよねぇ。
と、ま、こんなことは置いといて。
式典が始まって、だれかが歌を歌うためにステージに上がったその瞬間。
ブチッ。
あ、停電……。
シーーーーン。
会場一堂、あちゃー。
停電さん、きはったわ。
ローカルな会場だったので、自家発電もなく、シーリングファンの止まった会場は熱気ムンムン。
しばらく待ったのですが、一向に電気がくる気配なく、始まりました。セレモニー。
電気がないので、もちろんマイクなし。
会場に持ち込まれる拡声器。
飾り立てられたステージに上り、拡声器を持ってあいさつする、ベトナムの偉いお役人さん。
配布された扇子で扇ぎつつ、拡声器で話す人々。
なんだか、とっても、ベトナム。
買っちゃいました☆
ベトナム民族楽器の一弦琴(Dan Bau)。
見えにくいと思いますが、空気中に一本の弦が張ってあって、右側の細い棒のようなものを動かしながらピックで弦をはじきます。
そのままだと、とっても小さな音で、昔は小さな音色を奏でていたようなのですが、現在は電気で音を響かせます。エレキギターみたいな感じ?
かといって、激しい硬い音ではなくて、ぽわ~んとしたやさしい音色。右側の棒を動かして、ぽわわわ~んと、こぶしを回すように音を震わせると、なんだか癒されます。
日本の雅楽で使うような楽器は、頭にキンと響くような音もあるように思うのですが(笛系の楽器など)、ベトナムの民俗楽器はどれもやさしい音色のものが多いなぁと思います。これも、南国の温かな気候のせいかしら?
来週からレッスン開始予定。
いい気分転換になりそう☆
日曜日のお楽しみが。
毎週日曜のお楽しみの「義経」が。
ハノイ時間、午後6時からのお楽しみが。
なんで、終わってるん??????
テレビつけたら、無惨に流れる「次回予告」の文字。
??????
もしかして、せ、選挙?
はぁ……。
くぅー。
見たかったのになぁ……。
最近、演出もちゃっちーし、もうちょっと何とかならんのか!?と思いながら見てますけど、それでも、テレビの娯楽の少ないこの国では、結構楽しみなものの一つなんですよ。
あーあ。
今日は、選挙だったんですねぇ。
すっかり忘れてました。
みなさんは、選挙、行かれましたか?
今は海外でも選挙ができるんですけれど、そのためには選挙登録が必要で、その登録には3ヶ月ぐらい時間がかかるらしくて。今回も、今から登録しても間に合わないし、今から登録しても次の選挙までこの国にいるかどうか分かんないし、ということで、投票できず。
どういう結果になるのでしょう?
ハノイ市内のとある学校へお邪魔する機会がありました。
フランス統治時代に立てられた建物だとか。
なんだか、学校という場所は、ノスタルジーをかきたてられるところ。
わたし自身、築100年を越す木造の小学校へ通っていたので、こういう古く歴史ある建物は心の奥底に眠っているいろいろな感情を呼び戻してくれます。
それにしても、黄色と緑のコントラストがきれいだなーと、改めて。