落葉の積もる場所

- The way I was -
 

三大×× 

2009年10月14日 | WEBLOG
   



         「××」 は、 「チョメチョメ」 と読んで下さいね  by 山城新伍

 

































 







今、私の入眠本としてベッドサイドに常備してある、

スティーヴン・キングによるホラー解説書  『死の舞踏』 。




さすがホラーの大家と言われるだけあって、

過去から現代のホラー映画や恐怖小説について、 凄まじい知識を披露しています。








この分厚い本の中で、 彼は恐怖小説の「三大古典」を選んでいます。




  ・ブラム・ストーカー  『吸血鬼ドラキュラ』


  ・メアリ・シェリー  『フランケンシュタイン』


  ・ロバート・スティーヴンスン  『ジーキル博士とハイド氏』





※ 私が驚かされたのは、上記3作のうち、後世で最も   

   映画化される回数が多い小説となる『フランケンシュタイン』を著したのは、 

   なんと当時19歳のうら若き乙女だったという事実です。




※ 世間一般には、ドラキュラ・フランケンシュタイン・狼男を、

   「三大怪物」 と定義しているようです。





キングの解説は、これらの作品に、19世紀の宗教社会やフロイト的思想と結びつけて、

より興味深い考察と、正確なカテゴライズを屈指して丁寧に掘り下げていきます。











      どうですか、 入眠本としてはピッタリでしょう?       






                  













































「世界三大恐怖古典」 に触れたので、 私の記憶に残る 「三大××」 についてちょっとだけ・・・。





























「世界三大美女」 




  クレオパトラ



  楊貴妃



  ヘレネ (日本でのみ、小野小町)  ←  小野小町って傾城傾国の美女??













「世界三大がっくり名物」 




  人魚姫の像 (デンマーク)



  小便小僧 (ベルギー)



  マーライオン (シンガポール)  ←  マジで、がっくりでした・・・     





   ※基本的に、どれも想像より小っちゃくてショボイということのようです。





















日本国内では、





「日本三景」




  天の橋立 (京都府)



  松島 (宮城県)  ←  私的には、ここが一番好きな景色です。



  安芸の宮島 (広島県)















「日本三名園」




偕楽園(茨城県)



兼六園(石川県)  ←  最も手入れが行き届いていて、超おススメです。



後楽園(岡山県)

























いろんな、 三大××や、四大××がありますが、


結構いい加減なチョイスもたくさんあるみたいですネ。             


































































                 










『ちっぷが選ぶ、 日本三大・美し過ぎるブロガー』 を、 近日発表予定で~す♪




















    神をも恐れぬ所業じゃ…  もちろん冗談です   まだ、殺されたくないも~ん  



  

   

秋の新ドラマ

2009年10月13日 | WEBLOG
    




        昨日の映画に続いて、今日はドラマのお話・・・               





































11日、TBS系、日曜劇場 『JIN  - 仁 -』 が、スタートしました。









原作はタイムスリップもののコミックですが、 初回スペシャルを観る限り、ガッチリとした作り方で期待できそうです。









主役の大沢たかおを始めとして、綾瀬はるか、中谷美紀、小出恵介、桐谷健太、麻生祐未、



内野聖陽、高岡早紀、山本耕史などの実力派ぞろいのキャスティング。






さらに、武田鉄矢、藤田まことの特別出演もあり、 日曜夜の楽しみになりそうなドラマです。



















          

























そして、 15日(木)には、フジテレビ開局50周年記念作品として、



山崎豊子原作の 『不毛地帯』 もスタートします。









実在の大物政経フィクサー、故・瀬島龍三(伊藤忠商事)をモデルにした壹岐正という人物を軸に、



戦後日本の闇と、男たちの暗闘を描いた名作です。









過去にも、 映画化およびテレビドラマ化がされています。









唐沢寿明、和久井映見、柳葉敏郎、段田安則、古田新太、橋爪功、



中村敦夫、小雪、伊東四朗、阿部サダヲ、天海祐希、遠藤憲一、原田芳雄、



岸部一徳、竹野内豊、斉木しげる、袴田吉彦、多部未華子



そして、 主題曲は坂本龍一 ・・・。









なんだか、贅沢過ぎて、名前を挙げるだけで疲れます。










主演の唐沢寿明は、役作りの為に7kgの減量を行ったそうです。



















          

































さらに、 11月には、NHKドラマ 『坂の上の雲』 もスタンバイ。









2009年~2011年、 足掛け3年の変則的放送という超スペシャル企画です。












モックンと香川照之、 阿部寛、菅野美穂を軸に、ストーリーは展開し、



『不毛地帯』をも凌駕するフル・キャストが脇を固めます。









伊東四朗、竹下景子、松たか子、石原さとみ、真実一路、原田美枝子、高橋英樹、



柄本明、村田雄浩、米倉斉加年、的場浩司、堤大二郎、渡哲也、石坂浩二、片岡鶴太郎、



舘ひろし、加藤剛、西田敏行、江守徹、竹中直人、大杉漣、尾上菊之助、小澤征悦、



榎木孝明、佐野史郎、真野響子・・・










おちゃらけ皆無の全力キャスティング! (また名前を列挙しただけで疲れました~)




















私が尊敬する司馬遼太郎先生の原作にふさわしい、濃密なドラマを期待しています。









    


   



























      今年の秋は、硬派なドラマが楽しみ~♪               






           

『ママの遺したラヴソング』

2009年10月12日 | WEBLOG
  






3連休の方も、お仕事の方も、 いかがお過ごしでしょうか。



ここのところ、体調下降気味のちっぷです。       おすぎです。      ピーコです。









今日は、映画のご紹介。      【 DVDレンタル、 旧作ドラマで置いてあります。 】
















































先週、BSデジタルで放送していたのを、何気なく観た作品です。





最近、映画から遠ざかっていたせいで、この作品のことはまったく知りませんでした。






















舞台は、ニューオーリンズ。





冒頭、ロレーンという女性の葬儀から始まり、やがて登場人物のキャラクターが明らかになっていきます。





なぜか、ロレーンの家に住みついているボビーという元大学教授と、その教え子だった作家志望の青年ローソン。





一方、遠く離れたフロリダで、アホ男とダラダラ暮らしていたロレーンの娘・パースリーンにも母の訃報が届きます。





心ならずも、母の葬儀に間に合わなかったパースリーン。





亡くなったロレーンの家で、いがみ合いだらけの3人が同居生活を始めます。





それぞれの思いが交錯する中、 心が少しずつ通い始めるのですが・・・。





そして、みんなから愛されたロレーンの生き方とは・・・。

























要所要所で流れてくる、カントリーソングが心に染み入ります。





















私が、いま最も美しいハリウッド女優だと思うスカーレット・ヨハンソンが、



この作品での演技でゴールデングローブ賞にノミネートされました。










また、アルコール依存症のため、体を壊し始めている元大学教授・ボビーを、ジョン・トラヴォルタが好演。










ガブリエル・マクトも、繊細かつタフな青年ローソンになりきっています。




























決して絶賛を浴びることはない、 しかし酷評を受けることもないと思われる地味な映画ですが、



観終わった後、 心の中に爽やかな風が吹くような佳作でした。      































  『ママの遺したラヴソング』      LOVE SONG FOR BOBBY LONG    


 
   2004年 アメリカ映画































映画好きを自認していた私ですが、ここのところ遠ざかっています。


新旧、和洋、 何でも構いませんので、おススメの映画があったら教えてください。
        




                   








  

届かなかったホームベース

2009年10月10日 | WEBLOG




今日は広島カープの今季最終戦。





そして、ブラウン監督、緒方選手の引退試合。






中日の名プレーヤー・立浪選手に続き、 またひとり名選手がバットを置く。


















緒方孝市選手、   広島カープ一筋23年。





地味ながら、 走攻守そろった名選手でした。




















引退試合。





8回表から守備についた緒方選手に対して、 惜しみなく送られるファンの大声援。
















そして、8回裏。










最後の打席。













緒方選手らしい、 右中間を抜けるスリーベースヒットを放ちました。





本来なら、引退打席では、 余裕をもって二塁打に留め、ベース上でニッコリというシーン。





真面目でひたむきな緒方選手らしく、 もつれる足に気合を入れて三塁へのヘッドスライディング。














そして、続く打者への暴投で、 果敢にもホームへ突っ込んだ緒方選手。









しかし、ホームベース手前で、 再び彼の足はもつれてしまった。

















懸命に腕を伸ばすも、 届かなかったホームベース。


















彼らしい終幕に涙が出た。
























そして、ゲーム後の引退セレモニー、  前田智徳選手との涙の抱擁に、また落涙してしまった。






















































緒方選手、  23年間お疲れさまでした。
























そして、  ありがとうございました。













  
    



















































おばあちゃんのお味噌汁

2009年10月10日 | WEBLOG







母方の祖母。





「大正女」 を絵に描いたような、強く凛とした女性でした。





祖父の死後、 息子たちから同居に誘われても固く拒み、 死ぬまで一人暮らしを貫いた人。





















まだ幼かった私と弟は、 おばあちゃんの家に泊まるのがすごく楽しみでした。





その理由のひとつは、 「お味噌汁」。





朝、 おばあちゃんが作ってくれるお味噌汁には、玉子が入っていたのです。





そして、味も、 母が作るお味噌汁よりも数段美味しかった。











貧しい我が家では、 お味噌汁に玉子が入るなんてことは絶対にありませんでした。





(決して、警察官=私の父 が高給取りとは思わないけれど、 そんなに貧しかったのかと問われれば、疑問あり・・・ですが)



















だから、 おばあちゃんが私たちに作ってくれる玉子入りお味噌汁が、美味しくて美味しくて。






































あるとき、 おばあちゃんが、母にこう言っていたのを聞きました。









「あんたらがロクな物を食べさせとらんけえ、味噌汁の玉子を有りがたがるような、ひもじい子に育っとるんじゃ」










私は、それを聞きながら 




「ほうじゃ、ほうじゃ、おばあちゃん、  もっと母ちゃんに強う言うてーや!」




と、心の中で喝采を送っていたものです。






















































でも、  





おばあちゃんが、たまにやって来る私たちに、少しでも美味しいものを食べさせてやろうと、





高齢を省みず、いろんな内職を懸命にこなしていたという事を母から聞かされたのは、

















おばあちゃんのお通夜の席でした。























































おばあちゃん、 









もう決して食べることの出来ない、貴方の作ってくれる味噌汁の味。









この歳になっても忘れることができません。