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シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

杖を持った爺さんを皆が見る

2020-04-26 19:48:41 | 介護関連

うちの介護施設はわりと古いほう。

幽霊話はたまにあるんだけど・・・

最近、夜勤明けのナースらが「杖を持った爺さんがいるから気味悪い」と言い、他の職員も「最近なんか黒い影が見えるのよね」と話してて、
それなら!と、私が呼ばれて「どう?何かおる?」

いやあ、急に振られても分からんて。
しかし、なんかそのフロア、確かに気味悪い空気なのよね。

視点をずらしながら少し廊下を歩くと、奥手前の部屋が、異常な冷気がしてて、
「ここちゃう?」って職員に言うと、

「ここで背後から誰かに乗られる」とか「視線を感じる」って言うし、霊感鋭い職員は寒気が止まらないって言い出すし、絶対この部屋がビンゴなんだけど、何故にこんなに霊が集まっているのかが分からない。

すると、不意に隣の部屋から
「ぎゃー、ぎゃー、恐い。うー、あー、恐い」と絞り出すような声が聞こえて、一瞬背筋が凍り付いた。

職員の話では、お隣は80代の認知症の老女で、コロナで旦那さんの面会が無くなってから、恐い恐いって日夜唸るようになったんだって。

そっちの方が恐いわ!!

そのビンゴ部屋で何が原因なのか調べたんだけど、結局よく分からなかった。

「部屋に飾ってあるぬいぐるみを処分したほうがいい?」とか「この部屋に盛り塩しようか?」とか霊を撃退させる策を尋ねられたけど、そんなのは何の役にも立たないのは自明の理。
良く分からんっちゃ分からんけど、隣のうなり声に共鳴しているのだけは分かる。

いずれにせよ、隣の老女の精神の安定が一番の防止策だと伝えて、
これからも霊が彷徨ってきたら、
「ここは立ち入り禁止!もうあなたは死んだから別の所へ行くんだよ!って教えてあげてね」と伝える。

たぶん杖ついた爺さんの霊は私にくっついて私を杖で殴ろうとした後どこかへ行ったはずなんだ。

久々の体験にコロナのニュース見るのを忘れた。

 

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インフルエンザ

2014-12-31 16:23:31 | 介護関連
世間がどう言おうと、まわりの人が何と言おうと、自分で正しいと思うことをしなさい。その方が都合がよいとか得策だからではなく、心の奥でかくあるべきと確信したこと、良心がそう命じていることを実行すればよいのです。いたって簡単なのです。
『シルバーバーチの霊訓12』


まず、子供が「頭痛~い。」と言い出しまして、家族中が寝込みました。
病院で検査したら全員インフルエンザ。

私も、「熱がないけど風邪で体がだるいので交代してほしい」と、会社に言いましたが、

「熱がないならマスクをして仕事の続行を・・・。」

と取り合ってくれません。仕方ないので気合で出勤。

訪問介護のケアを何件か終えて帰宅途中、
同僚からも「病院の検査でインフルエンザが判明した」と、メールがきました。

えっ!まさか自分も?・・・。

インフルエンザを、もしお年寄りにうつしてしまったら・・・。
そう思うと居ても立ってもいられません。

会社に「家族の中にインフルがいるので・・」とちゃんと説明して、交代してもらったら良かったと後悔しきりです。

「インフル」という言葉を会社に言わなかった訳は、
会社があれだけ推奨しているにもかかわらず、予防接種をしていないことに対しての後ろめたさがあったからです。
私は時間給ですので、稼ぎが少なくなることも頭をよぎりました。

結局、私も帰宅後急激に体調が悪化。
家族全員、同時インフルエンザで、看護する人もなく 大変な3日間でした。

熱でうなされながら考えるのは利用者さんのことばかり。
摂理は曲げられないし、もう結果は変わらないけど、祈って祈って祈り倒しました。

回復後、会社に電話してみると
幸いにも、インフルエンザは誰にもうつっていませんでした。

今回のことで、
*仕事は正しくしよう!
*利用者さんのことを第一に考えよう!
*自分の良心に逆らったことは絶対にしない!
と、猛反省しました。

年の瀬ですね。
良いお年を~


う~ん。ケアって難しい・・・

2014-12-20 15:01:54 | 介護関連
人のために役立つことをする、これが他のすべてのことに優先しなくてはなりません。大切なのは“自分”ではなく“他人”です。魂の奥底から他人のために良いことをしてあげたいという願望を抱いている人は、襲いくる困難がいかに大きく酷しいものであっても、必ずや救いの手が差しのべられます。道は必ず開けます。              
『シルバーバーチの新たなる啓示』


ぜんそくの利用者さんの介護は慣れるに従って、何とかこなせるようになったのですが
パーキンソン病の利用者さんの介護には 心底苦労しています。

最初の1~2回は先輩ヘルパーに同行して、ノウハウを覚えるのですが
既に4回も同行させていただいています。
それでも、無理無理状態。

声が出ないので、わずかな口の動きで言いたいことを理解しなければなりません。
表情があまりなく、歩行も移乗も介添えが必要です。
やっと言いたいことを聞き取れた時は、大抵、私のケアに対する文句です。トホホ・・・

本当に不慣れですみませんって、
もう、申し訳なく思って帰りに涙が出ます。

真理普及の種を蒔こう!と、この職を選んだのは良かったのですが、
死後の世界を穏やかに語れたのは僅かな利用者さんだけ。

今は、仕事を通して社会の厳しさを学んでいる感じです。
ほんっと心が折れそう・・・・。

こういう時って、シルバーバーチの言葉が骨身に沁みます。

この後、もう一件、お仕事がんばってきます。

利用者さんの本音

2014-05-27 12:36:00 | 介護関連
最近 やっと 喘息患者の利用者さんのケアに慣れてきました。
入浴補助も酸素器具の扱いもまあまあの出来かな。

こういう慣れが油断を呼ぶので気を引き締めなければなりませんが。

で、利用者さんにシップを貼りながら少しお話をしました。

「私らはみんなね、罵ったりしても(ヘルパーや医者が)来てくれるのを待っているのよ。心ではみんな感謝しているのよ」

・・・だそうです。

ただ、痛みや不安からくる苛立ちで辛く当たってしまう時もあるそうです。

ちょっとうるってきました。





ディサービス実習

2013-09-18 22:05:43 | 介護関連
今日はディサービスの実習が一日ありました。
私がボランティアでお世話になっている病院と違い、えらく元気な方ばかり。
しかも、関西屈指の資産家が集まる土地柄、利用者さん、かなりゴージャスなんですね。
全身バーバリーだったり、有名なブランドの帽子だったり。
挨拶がわりに「これコシノヒロコの新作なの」ですもの。
話す内容は百貨店の外商のことだったり、面白いです。
モガ、モボという死語を思い出しました(^^;;)

その中にもいました。怒りんぼうなおばあさん。
どうしてかしら。ずっと怒っています。

たしか、特養にもいらっしゃいましたが、今度は筋金入りです。
機嫌の悪いこと悪いこと・・・
私も 話相手になろうと頑張ったんですけど、なかなか心を開いてくれません。
職員さんも、利用者さんも「あの人いつもああだから、近づかないでね」
と言ってきます。
でも、帰り際に声かけしたら、一瞬 にこっと笑いました。
怒るのには理由があるのかもしれません。

あと、何かにつけ、「死ぬのが怖い」というおばあさんがいました。
男性職員が手を添えても、「こけて死んだらどうするの」って動こうとしないし、
「死にたくない」ばかりいっています。
私は「お迎えは順番に来て下さいますから・・まだまだ順番じゃないですよ。
毎日楽しく暮らしていたら、本人さんが一番いいときにお迎えが来ますよ。」
と、お話しました。

こういう人が亡くなると霊界は大変なんでしょうね。

終わりに担当者に傾聴した話を言うのですが、
私は利用者さんたちの家族構成から土地のこと家のこと
挙句には幼少時代のことを、事細かく言って驚かれました。

友人は私の天性を「人の心を開かせることが出来ること」と言っていましたが
これだけは自分でも先天的にできるようです。


特別養護老人ホーム2

2013-09-15 23:20:14 | 介護関連
「霊は不具になったり奇形になったりはしません。両親の遺伝的特質や後天的性格を受け継ぐことはありません。・・・からだが病的だから霊も気の毒で、からだが健全だから霊も豊かであるという方程式は成り立ちません。実際にはむしろ宿命的な進化のための備えとして多くの痛みや苦しみを味わう事によって霊が豊かになるということの方が正しいのです」
『シルバーバーチの霊訓3』
 

上の霊訓を噛みしめながら、入居者の方に接しました。
今日の担当者は良い方で入浴介助、食事介助 排泄介助の見学もさせてもらいました。
ここの介護施設はとても、綺麗でしっかりとした介護ができているほうだと思います。

入浴はすごい仕掛けの機械の浴槽あってハイテクぶりがスゴイです。
でも、入浴もあまり楽しそうではありません。むしろ、苦しそう・・・
食事、排泄、入浴 全てがあまり楽しそうに見えません。
尿バッグをつけたお年寄りも随分います。

全員認知症なので、半分意識が霊界に飛んでいってます。 
こういう方を見ていると、医療がひたすら寿命を伸ばすことの意味が
見いだせないような気がします。

しかし、このような生活を営むお年寄りも進化のために進んでいるはずです。
 
私も将来、このように人にお世話されることになるかもしれません。
痛みを我慢する生活を強いられるかもしれません。
その時に霊的知識がある人が傍にいたほうが良いのかしら・・

本当は、私のように死後の世界を知っている人がこういう施設に入って
お世話をしたほうが良いのかなあ?
ちょっと、迷います。

特別養護老人ホーム

2013-09-11 22:05:53 | 介護関連
今日は資格習得のため、特別養護老人ホームに実習に行きました。

仲間からは、見学だけと聞いていたのですが、担当の方が人使いが荒いのなんのって・・・。
60歳くらいのオバさんで、早口で聞き取れないし、イヤミ百発
凄みがあってちょっと怖い感じです。
私は運が悪いのか、見学ではなく力仕事や 掃除ばかりさせられました。

それでも、合間合間に入居者さん方と接することができました。

全員認知症がありますが、話すことはとてもユニークで、皆笑いが絶えません。
私が担当に叱られたると、
「あの人イヤミばかりいってうるさいのよ~」
と、なぐさめてくれたり、色々を気を使ってくれます。
他にも認知症の人で、ずっと涙を流して怒っているおばあさんもいました。
その方とも仲良くなりました。

胃瘻の入居者さんを見て、かなりショックを受けました。
痰が苦しくてぜいぜい言っている方には吸引するのですが、
その吸引もとても辛そうで、見ているこちらも辛くなります。
お食事も、スプーンで無理やり食べさせている感じでした。

私は 人のお役に立てるなら、どのような仕事でも良いと思っていましたが、
胃瘻にチューブをセットしてジュースを腹に流し込む作業や、
口に食べ物をスプーンで突っ込む仕事はしたくない と思ってしまいました。
その方には必要なことだとは分かっていますが、
私は一日で心が傷んでしまいました。

汚い仕事はいいのですが、人間の尊厳を奪うような仕事はいやです。
掃除は入居者さんが心地よくなるなら、という思いでやれたので、問題ないですが
排便処理とかおむつ交換とか、実習で習いたいのに、見れないのは、すごく残念でした。

救いは、男性の介護職員が私を掃除から引っ張り出してくれたことかな。
彼は入居者に優しく接して歯磨きとかしていたので、
こんな方もいるんだとホッとしました。

人によって接し方がかわりますね。
私はボランティアでもそうなんですが、私の態度が優しすぎて
利用者さんには受けが良いが、スタッフからは、嫌われる傾向があります。
気をつけなきゃいけないのかな~。