友人のTちゃんは、スピリチュアル情報ツウ。
といっても、彼女から求めるのではなく、なぜだか情報が勝手に集まってくるの。
過去にも、お祈りしたら願い事一つ叶えてくれるおばさんとか、透視でその人の家の部屋が見えるナースとか。
いつも話しかきいていなかったけど、
今回は、ヒーリング付きのカフェということで、一緒に行くことにしたの。
場所は田舎中の田舎。建物も廃屋に近い古びた小屋。
看板も申し訳なさそうに「カフェ」の文字が小さくある。漁師町の昼ご飯屋さんみたいな鄙びたイメージが一番近いかなあ。
そこの空気感も、田舎なのに爽やかな感じではなく首がつまるような感じ。
入ってみたら、すでに若い女性2人組と店主と和やかに談笑されてて、笑顔で迎え入れてくれたの。
その2人、とてもゴージャス。芸能人っぽくて何やら美容関係の事業をしているんだって。
納得~
大きなテーブルが一つだけなので、相席で和気あいあい。
ほどなくしてまた1人、年配の女性がバームクーヘンを持ってきて、店主が皆に配ってくれて、またまた談笑。
こういうの すごく楽しいよね。
テーブルにはお菓子が缶に沢山入っていて 自由に食べていいし、メニューにはコーヒーか紅茶しかない持ち寄りカフェ。
素直にいいなあって思いました。
で、店主の女性がころあいを見て、ひとりづつ、背中に手を当ててヒーリングをしてくれたの。
私は涼やかに感じたんだけど、Tちゃんは暑いくらいだったそう。
そうやってヒーリングしながら、何気にメッセージをくれる。
私は
「右に母方の祖母がいる。右半身のエネルギーと左半身のエネルギーの差が酷いけど、気にしないで。あなたの母が帰幽したときに、そのエネルギーは真ん中にくるから。皆があなたに感謝している。」
と言われました。
私の右半身と左半身の感覚の違いは、色んな霊能者から指摘されるように 自分でも嫌なくらい感じる。でも治るとき母死んでるんだと思うと、なんか複雑な気持ち。
Tちゃんはもっとズバリで
「母親と仲直り(ザンキ?サンゲ?)しなさい!!!」
でした。
これは本当にぴったりで「どこかで見てました?」っていうくらい。
もともとTちゃんは念を拾いやすいタイプで、ずっとT母から念が飛んできてたけど、ここ数日念がこないな、って思ってたら、家族から危篤との知らせが来てて、それでも永久に会うつもりないからと知らんぷりして私とここに来たんだって。
この内容、行きの車の中で話したばかりなのに、こんなアドバイスもらって、ありゃりゃだ~。
「ザンキ?」みたいな言葉を店主が何度も言ったんだけど、これってたぶん仏教用語?!
結局支払ったのはコーヒー代400円だけだし、ヒーリングしてもらって心なしか元気になったしで、帰りの車でTちゃんと、
「この店すごいねーまた来ようね」
って話しました。
しかし・・・Tちゃんの紹介する霊能者たちは一つだけ不安要素が・・・・。
それはその先生方の能力に旬があるということ。
次に行こうと思っても、脳梗塞で倒れたとか、精神を病んだとか・・・
これって皆、チヤホヤされて自分の能力を使いすぎて体調を崩してしまうんだと思う。
今度の先生は欲もなさそうだし 継続してほしいんだが~。