シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

変顔の葬式

2016-05-06 21:31:13 | 逝く人
死ぬということは霊が肉体から脱皮して姿を現す過程のことです。何一つ怖がる要素はありません。死は有難い解放者です。死が自由をもたらしてくれるのです。地上では赤ん坊が生まれると喜びます。ところが、いよいよ地上へ誕生しようとする時こちらでは泣いて別れを惜しむ霊が大勢いるのです。それと同じく、地上で誰かが死ぬと泣いて悲しみますが、こちらではその霊を出迎えて喜んでいる人たちがいます。死とは地上生活がその目的を果たし、霊がこれから始まる霊的生活が提供してくれる圧倒的な豊かさと美しさとを味わう用意ができたことを意味します。少なくとも本来はそうあらねばならないのです。『シルバーバーチの霊訓10』

あなたも今のこの時点において立派に霊的存在なのです。死んでから霊的存在となるのではありません。死んでから霊体をさずかるのではありません。死はただ単に肉体という牢獄から解放するだけです。小鳥が鳥カゴを開けてもらって大空へ飛び立つように、死によってあなた方は自由の身となるのです。『シルバーバーチの霊訓7』

若い頃の話です。
私の入社後すぐに、白血病を患って入院した上司のお見舞いに、時々伺っておりました。

そのうち家族ぐるみのお付き合いになり、有り難いことに「嫁に来ないか?」とまで言われていたのですが、病魔には勝てず2年間の闘病後、お亡くなりになりました。

まだ30歳そこそこでした。
早く逝ってしまわれたのがとても悲しくて、お葬式の出棺時に大泣きしていたら、突き抜けるような青空のもと、なぜか上司(の霊)が式場看板に乗っかって、変顔をしているのです。
「笑って!」と言わんばかりに舌を出したり、看板にぶら下がったり。
すっかり元気だとアピールをしてくれるので、あっけにとられてすっかり涙が引いてしまいました。
もともと愉快な方で・・・どこまでも関西人なんですね。

その後も上司のご両親は、私や私の子供たちを家族のように接して下さいました。
歳月が流れ、ご両親も天寿を全うされましたが、今でも・・・・というか、むしろ今のほうが、私にとって身近な存在です。
落ち込んだ時など、霊界からよく励ましてくれます。

私はこのような経験があるので、絆は死を隔ててなお一層強くなる、ということを知っています。

願わくば、全ての人にこの事実を知ってもらえたらと思います。

もう、どうでもいいや

2016-05-03 21:59:20 | 日記
人のために役立つことをする、これが他のすべてのことに優先しなくてはなりません。大切なのは“自分”ではなく“他人”です。・・・自信をもって断言しますが、われわれ霊界の者が人間を見放すようなことは絶対にありません。 『シルバーバーチの新たなる啓示』

最近職場も楽しくて、色々順調でルンルンしてたら、突然降って湧いたように嫌なことが重なって、とたんに凹む。
で、わかったんだけど、私はその「順調さ」に依存していたんだな・・・
性格や、思念、感情など、私の根っこの部分は全く変わってなくて、穏やかな運気で寛解してただけ。

人生の難問の一つ一つを、あなたが解決を迫られている課題として受け止めなさい。それに挑戦していく過程の中で霊性が磨かれ、発達し、潜在的神性が表面に出てくるのです。順風満帆に事が進んでいる時に感謝する必要はありません。難問が生じた時こそ感謝すべきです。あなたにとっての挑戦課題が突きつけられたのであり、それを真正面から受け止めることによって、あなたの霊性が一段と磨かれる。その絶好のチャンスだからです。『シルバーバーチの霊訓12』

順風満帆なことを背景に、呑気に感謝ばかりして、ちゃんちゃらおかしいな。

でも、摂理を知っているから、寛解が解けて、運が急降下しても大霊に感謝できるんだ。
誰かのために役立とう、って思うことで自我が崩壊せずにすむ。有り難い。
自分がどれだけ歪んでいるか知っているけど、人に迷惑かけないから治さなくてもいいし、それに、私の歪みは、きっと精神科に行っても治らない。
絶対、一生変わらないけど、ちゃんと生きて霊界に行けたら、全部リセットできるってわかっているから、歪んだまま頑張ろうと思う。

「大切なのは“自分”ではなく“他人”です。」

この言葉を知らなかったら、窒息してた。
大切なのは他人だから・・・
霊界の人は、他人である私を思いっきり大切にしてくれている。
ありがたいです。