父が病院で亡くなってすぐに、霊柩車の手配をして病院から退去しなければならないことを知りました。知らなんだわ。
そういえば近所に葬儀屋さん一件あるけど、そこは営業が強引で雰囲気悪いし。
私の格安携帯は病院内では電波が届かず、ご厚意で病院のパソコン借りて検索したけど、使い勝手悪すぎで、職場と名前が同じである葬儀屋を安易に選んでしまったのが運の尽き。
霊柩車には一人しか乗れないって言われるので、私と母がタクシーでその霊柩車を追いかける形で、しかし、すぐに見慣れない風景になって、どんどん寂しい川沿いの細道とタクシーのバカ上がりするメーターを見ながらいつまでたっても到着しない。
結局、同じ市内なんだけど、県北の端から端までドライブしてもうたわ。
で、やっと到着したら、そこは家一軒ないうら寂しい祭儀場。
川だけが轟音響かせて気味悪すぎて、えーここ無理!!ってなった。
タクシーの運転手も「ここは車もめったに走らないし、迎車も拒否されるだろうから」って名刺くれるほど。
あまりに辺鄙過ぎて、キャンセルをお願いして、必死で別の葬儀屋を探して、幸いそこが空いてて、で、また母と二人でタクシー乗って霊柩車を追いかけましたよ。
なんか父に申し訳なくて、それに心細すぎて泣きそうだった。なのに、母親はここの祭典知ってたよって・・・今更思い出されてもなあ。
そんなドタバタに限って、さらに追い打ちをかけるように精神を揺さぶる電話がくるんだよね。
下の留守番させてる子どもから
「熱が39度あって全身が痛い・・・・どうしよう」
インフルか・・・コロナ?。でも、どうしてあげることも出来ない。
またか。これって私の人生のパターン。
いつもそう。
慣れないことをやってパニックになってるときに、さらに悪いことが上積みされる。
幸い新しく選んだ葬儀屋さんがすごく親切だったので、結果オーライ。
子どもも一人で病気を乗り切ったし。よしよし。
キャンセル料6万円は姉が払ってくれたし、今回も何とかなるだろうって開き直ったから、まあ何とかなるもんだ。
あとは父の乗ってたダイハツの車を売るんだけど、ダイハツがこんなことになって
あれま、売れるんかな??
それがぬあんと高値で売れたんだな。