シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

ボランティア組織

2014-02-26 10:35:32 | ボランティア
人のために何かをなさりたいという願望に対しては、いずれそのチャンスが用意されます。ただし、急いては事を仕損じます。地上の大勢の方々に苦言を呈すれば、長い迷いの末に霊的実在に目覚めた方は、とかく何でもいいから心霊的能力を発揮したいという気持ちに駆られすぎます。
・・・疑念が生じた時は精神を統一して物質界の喧騒から逃れるのです。すると霊的理解が得られます。統一状態が深まれば深まるほど内的な安らぎ、静寂、安心感、決意といったものが深まり、自分にとって最良のものが授けられるとの確信をもつことができるようになります。
『シルバー・バーチの霊訓 (10)』


病院のボランティア仲間にお礼を言いたくて、総会前のミーティングに出席しました。

そのミーティングの内容は次回の役員決めでした。
これまで、会長をされていた方がやめられるということで、
ボランティアの運営の体制がガラッと変わるらしいです。
仕事を持っていない60代の方が適任だそうで、2人ほど白羽の矢が当たっていました。

しかし、候補に指名された方は
「ボランティアなのになぜ役員にならなければならないの?」
と難色を示されて、なかなか決まりません。

初めは人の役に立てればと純粋な気持ちで始まった会だそうです。
しかし、謝礼を病院側から頂いたことで、会計が必要になり、
事務仕事が増えていって、病院の雑用までやらされだして
何をしているのかわからなくなった、と口々に不満の声が上がり出しました。

組織化すると、どのような会も、思いの他難しいものです。

やはり、志を同じくするメンバーとひっそりと奉仕するのが良いように思いました。
大きなことはできませんが、ゴミ拾いなんてもってこいです。

天国に召されました

2014-02-24 16:49:28 | 逝く人
2月の始めにせわしないラップ音と共に、記憶のある匂いがしてきて
早くこの方のお見舞いに行かなければ生前に会えなくなる・・・と焦っていたのですが
実は、一月末にお亡くなりになっていました。

その方とは血の繋がりこそありませんが、母親のように私に良くしてくださいました。
本当に本当に。
子供まで孫のようにかわいがって下さいました。

私にとって第二の母なんです。
モンゴルの留学生の受け入れに尽力した方でもありました。
普通なら到底お会いできないであろう高名な方も普通のように来られていて
とても賑やかなおうちでした。

もう会えなくなるという、悲しみはありません。
白血病で先立たれた息子さんや、伴侶と再会されているでしょう。

ご冥福をお祈りします。

ボランティアから離れます

2014-02-23 23:54:02 | ボランティア
「自分がいかなる存在であるのか、何のためにこの世にいるのかについての正しい認識を失わぬようにして下さい。」
『シルバーバーチの霊訓1』


二年間続けていたディケアのボランティアをやめることにしました。
ここで、本当に色々勉強しました。

仕事とボランティアが同種なので、もうそろそろ仕事を優先します。

やめる踏ん切りがついた訳は・・・・・

嫌われていたスタッフさんと仲良くできたこと。

利用者さんが理不尽な態度に出てもやり過ごすことができ、哀れむことができたこと。

ボランティアしているということで、自分が善人であると錯覚し、善人ぶりをアピールしているのが嫌になったこと。

他のボランティアをみつけようと思ったこと。

医療の限界と混迷を知ることができたこと。


もう、十分です。

患者さんを自分のヒーリングで治したいという、独善的な考えも改めることができました。
かわいそうな病人を見ても、この人のカルマが早く解消されますように、と祈れるようになりました。
誰にどれだけ毒づかれても、平気になりました。

ここまで、私はこのボランティアで学んだのです。
やめてもきっと何か他の奉仕を見つけることができるはずです。
今度はボランティアという言葉がつかないような、もっとひっそりとした奉仕をするつもりです。

相手の怒りをやり過ごすこと

2014-02-20 10:39:06 | ボランティア
「人間の集まるところには必ずトラブルが生じます。一人一人が霊的に異なった段階にありますから、同じ問題を必ずしも同じようには見ていません。それは致し方のないことです。幸いにして自分の方が進化の階梯の高い位置にいる人は、自分より低い位置にいる人に対して同情と、寛容と、理解のある態度で臨むべきです。」
『シルバーバーチ 新たなる啓示』


ディケアのボランティアをしていると様々なご老人とお会いします。

機嫌の良い人ばかりではなく、周囲に配慮が出来ない機嫌の悪い人も、たまに、いらっしゃいます。
そんな人専用の指定席があります。
いつも、別の席に座っていたおじいさんが、今日はその指定席にいらっしゃいました。

そのおじいさんは車椅子ですが、ご自分で勝手に動かして徘徊します。

徘徊中、電気のコードがひっかかりそうだったので、コードをよけようとしたら、
「じゃまばっかりしやがって・・」
と、ものすごい剣幕で怒られました。

何を言われても最初に「すみません。」と謝る・・これは絶対です。

私もびっくりしましたがすぐに謝りました。
その後、すぐに別の老人たちが、楽しい話を私に振ってきて、私を気遣ってくれました。
お年寄りはやはり優しいです。
何事もなかったようにその場は収まりました。
その後のスタッフさんたちが私に優しかったこと、それにも驚きました。

私なら大丈夫です。
そのくらいのことは全然平気ですから・・・

その怒鳴ったおじいさんはとても頑固な頑張り屋さんなんです。
脳梗塞で片側麻痺で、ディにいる時間は誰とも会話せず勝手に一人で運動しています。
薬を塗るのでも、なんでもご自分でなさろうとします。
しかし機能は回復せず、車椅子になりました。
どんどん衰えていく体に、人と交流できない寂しさが募っていくなんて、とてもかわいそうです。
怒鳴った言葉にその人の寂しさを見た気がします。
こういう方も神様の子です。

老後は人生の集大成です。
若い時は差がなくても年をとるにしたがって、人格の差が拡大してゆきます。
容姿や地位の誤魔化しはききません。
だんだんと霊界に近くなっていくのだと思います。

ラップ

2014-02-10 21:11:33 | スピリチュアル
昨日 久しぶりに、寝床につくと、ラップ音が聞こえました。
部屋の隅だったり、間近だったりと、頻繁で騒がしいです。

変な霊だと、ここで、気持ち悪いような生臭い匂いに包まれることがありますが、
じっと気配を伺っていたら、なにやらお年寄りの匂いがしてきました。

この匂いは思い当たります。

なんとなくですが、あるお年寄りからのメッセージだと思います。
もう地上からのお別れが近いのかもしれません。

占いに依存しない心

2014-02-08 19:45:33 | 占い
偶然・運命の気まぐれ・奇跡・偶発事故というものは存在しません。すべては整然とした犯すべからざる連鎖の法則にしたがって働く“因果律”の結果なのです。自然の摂理がこの全大宇宙を支配しており、どこで何が起きようと――昆虫であろうと人間であろうと天体であろうと――すべてにその法則が働いているのです。
そこに人間的願望や意志の入る余地はありません。あなたの考えや見解や願望によってその法則を都合のよいように変えることはできないということです。これまでも変わることなく働いてきましたし、今なお働いていますし、これからも働き続けます。時間は永遠であり、法則もまた永遠です。『シルバーバーチ、地上人類への最高の福音』


昔、占いに傾倒していたので、占いの知識があります。
これが、思いの他邪魔になります。

「今年の恵方は東北東~」とCMが流れると、方位盤が頭をよぎります。
そうすると、なんか方角を気にしてしまったり・・・・

友人の愚痴を聞きながら、推命で運勢見たらわかりやすいだろうなあって思ったり・・・

昔のことを思い出して、不安になって、タロットで調べたかったり・・・

友人と会話中、人相がさりげなく目に入ってしまったり・・・

自分だけ良い思いをしよう、問題を避けて通ろうという、利己的で意気地のない煩悩が嫌になります。

苦難や困難や問題は、カルマを解消することと、霊性進化を促すこと
この2点のためにあります。
本来、避けるなんてもったいないのでしょうね。

しかし、私の心はいつも揺れます。

相手の真意を知りたい・・・・

占いではなく、一生懸命真理に添おうと心を見つめます。

*たとえ騙した相手でも、お互い神の子ゆえに許すこと。
*因果律は絶対なので、騙した相手はそれに相応しい罪を償うことになること。
*自分の動機だけが自分を裁くということ。

占いは 霊的真理の前には歯が立ちません。
人は利己的な動機で占うから。

心が ぶれないように頑張ります。

逝く人

2014-02-06 18:12:13 | 逝く人
墓の向こうにも生活があるのです。あなたがたが“死んだ”と思い込んでる人たちは、今もずっと生き続けているのです。しかも、地上へ戻ってくることもできるのです。現実に戻ってきているのです。
しかし、それだけで終わってはいけません。死後にも生活があるということは何を意味するのか。どのように生き続けるのか。その死後の生活は、地上生活によってどういう影響を受けるのか。二つの世界の間にはいかなる因果関係があるのか。死の関門を通過したあと、いかなる体験をしているのか。地上時代に心に思ったことや言動は、死後、役に立っているのか障害となっているのか。以上のようなことを知らなくてはいけません。
『シルバーバーチ地上人類への最高の福音』


私の担当していた利用者さんがお亡くなりになりました。
わずか三回しかお会いしていませんが、これも霊界の計らいだと思います。

その方は中程度の認知症で、私たちヘルパーのことを先生と呼び、
いつも
「先生が敬語つかわんといて。もっと偉そうに命令して。命令されたら聞くよ!」
と私たちに威厳を要求します。
ご自分のことを「馬鹿で、ボロボロで、ガツガツや」と卑下します。
そのくせ、几帳面です。
ノートにはローマ字の筆記体で、「感謝します」とか、「ありがとうございます」
とかの謝意の言葉がびっちり丁寧に書かれています。
若い頃、伴侶を薬害で亡くされてそうです。
処方したのは、お世話になった医師だったため、
その悔しさを心に秘めて苦労して子供を育てた、と話されていました。
きっと医者や学校の先生がよほど威張っていたのでしょう。


私は、介護しながら
「威張るのは神様からもっとも遠い人のすることです。」
「あなたほどの謙虚な人を見たことがない。あなたは教養もある。馬鹿じゃないし、誰よりも神様に近いお人ですよ。」
というようなことを繰り返し言ってきかせました。

利用者さんは、
「あんたみたいなヘルパーさんは初めてや!」
と嬉しそうに私の両方のほっぺたをギューと引っ張りました。
そして、私たちはすごく仲良くなりました。

しかし、その次の日に入院、そのまま帰らぬ人となりました。


認知症なのに感謝の言葉をノートに書き続けるなんて、とても心根の良い方だと思います。
それこそ、神さまに近い人なのではないでしょうか。

こういう方とこういうお話をするために、私の仕事はあります。
わずかでも、間違った認識を改めて、執着をなくして霊界に旅立って欲しい・・・・。
真理を少しでも伝えたい・・・。

神様の配慮に感謝します。

ゴミ拾いのコツ

2014-02-05 17:42:07 | ボランティア
地上は体験学校のようなものです。その地上世界は完全ではありません。あなた自身も完全ではありません。あなたはその不完全な世界で少しでも多くの完全性を発揮しょうとしている不完全な存在です。ですから、自分なりの最善を尽くしておれば、それでいいのです。それ以上のものは要求されません。
『シルバーバーチの霊訓8』


中学校付近の道路をササッとゴミ拾いしています。

ゴミでいっぱいになったゴミ袋をゴミ収集場所に置くとき、
怒られそうでドキドキします。

自分宅エリアのなら怖くはないのですが
なんせ、よそのゴミ収集場所なもので。

ゴミ袋もパンパンになると、かなり重いし
収集日に合わせて拾うので、回収に間に合わせなければ泣きを見ます。

今まで、ビクビクものだったのですが、やっと、良い方法を思いつきました。

それは、ゴミ収集場所も一緒に掃除をするということです。
これなら、捨てるときでも、
「ご苦労様~。」
と声もかけてもらえますし、こちらも大手を振ることができます。

簡単なことですが、こんなことも盲点でした。

これからは、ちょっと作業がラクになります。