他罰てきな

今、亡くなった父の一年祭＆納骨の準備で帰省中。

母とお墓の代金を支払いに銀行に寄ったり、家を掃除したりしています。

で、実家での一番の悩みはやっぱり母。

性格の違いは本当に難しいです。

昔の人特有の頑固さと他人の目を気にする性質なので、客人たちが帰った後、私のせいで顔に泥を塗られたと怒り狂いだします。

銀行で記入を間違えたのは私がちゃんとしていないから、と昨日も怒りだすし。
自分が失敗したり、他人からバカにされたと感じると怒りを全部私にぶつけます。

思えば、小さなころから八つ当たりばかりで、悪いのは全部誰かのせい。

確かに自分を責めるより他人を責めるほうが精神が安定するから、繊細な感性の持ち主である母がこれまで精神を患わなくて良かったです。

でも、それを全部受け止めてきた私はトラウマを抱えてしまった・・・。

母からいつも「普通の娘は～なんかしない。」「よその子どもは～なのに・・」
これは昔も今もずっと降り注がれてる呪いの言葉で、免疫はついたけど、やっぱり聞きたくはないなあ・・・。

その反発心からか、心の奥底から湧いて出てくる母の手料理嫌悪がものすごく強くて、実家では絶対外食です。
自分の内部のちょっとした地獄。

たぶん、幼少期からの自罰トラウマとして私の潜在意識のどこかに埋められていて、なんとかしなくてはいけないのだけど・・・・なんともかんとも。

私の人生を歩み始めなければ

大阪に来てもうすぐ三年。

なんか、どうしても大阪が馴染めない。
最初は良かった。何もかも新鮮で、ザ大都会の小洒落たショップを満喫して、ブラブラ街を徘徊して・・・・。

でもすぐ飽きた。
自分の居場所も部屋もあるんだけど、落ち着かない。楽しくない。

父が死んでから、遠方の母の面倒を見るためにちょくちょく帰るようになって、私の中の何かが変わった。

その間、急に日本の物価が爆値上がって、子離れして、心が疲弊して、私は誰のために生きているのか分からなくなってきた。

それって自分のために生きることにシフトしていく年齢になったんだと思うけど、先のビジョンが見えない世代でもあるのだと思う。