なんちゃってレモン

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旧松喜醤油屋(飯塚市)

2010年03月06日 | Weblog

 

   

ここは麻生邸の帰りに1度寄ったところです。
あいにく時間が過ぎていたため閉まっていた。
ここは通常土、日のみ、夕方4時までの開放。
今はお雛様の時期で3月3日までは毎日開放している。
もしやと訪問した甲斐があった。
3月3日はラジオの番組が訪問するそうです。
 

先日の雨の日は麻生邸が雨で駐車場がぬかるみ急遽こちらへ来られたそうで大変な賑わいだったとか。
ここの知名度が上がるのはいいことです。

 
今日2日も各部屋に訪問者が見える。
先日の案内の方も覚えていてくれた。
今日は違う方の案内です。
ここは江戸の後期から明治の初めにかけて栄え、明治6年の飢きんによる一揆の襲撃があり入り口の柱に第一刀の傷がある、



  
傷は家の中心の柱にも沢山見える。
建物は大きな張が何本も使われ120年を支えている。
昔の金庫のような扉もあり、鍵穴が中央にある。
2階には朱塗りの箱階段を登る。
この漆塗りの見事な階段は階段の幅で奥までの長さある。
職人が住み込みで造り上げた作品。





今日まで残っているのは一部で左側には大規模な工場があった。
当時の工場の写真と入って左には醤油の測リ売りをしていた樽置き場の跡がある。
当時の大樽は無くなったが今回他から調達できたそうで、仕込み樽を観ることができた。
高さは130センチくらい!?

 
又右には当時の台帳を展示している。
大変貴重な物です。
この商店の収入は醤油販売は三割で小作料が殆んど、他に今の銀行業務のようなことも行っていた。

松喜醤油屋の平面図からは当時の隆盛がしのばれる。