見返りの滝は「見帰りの滝」とも呼ぶらしい。
佐賀県相知町(おうちちょう)。
佐賀は唐津を尋ねたがその帰り道「この近くにも滝がある」と話は聞いていた。
紫陽花の頃は交通規制され、その間シャトルバスが運行する。
駐車場は料亭横で20台程そこから1キロほど歩く。
旅館の横の道を進む、途中小さな滝に出会う。
しばらく行くと右に朱色の小さな鳥居が見える川を渡ると遊歩道につながる階段がある(写真→)。
遊歩道も整備されているので時間があれば散策もいい。
道路沿いや滝周辺にも沢山の紫陽花が植えられている。
この道で大丈夫かなと少し心配になる。
やっと立派なつり橋「あじさいの橋」に出会う、そこを渡ると滝の全体像が見えてくる。この滝は日本の滝百選、落差100mの滝
出張先の観光らしい3人の紳士に出会う、「写真撮りましょう」と声をかけくれた。他に数人の年配の方のとも挨拶を交わす。
滝つぼの前には2本道がありすぐそばでじっくり滝を楽しむことが出来る。
滝近くの道は滝のしぶきがかかる。
しかし今日の水量は多くないのか左の女滝ははっきりしない。本流は男滝。
ダムの放水時の滝はごう音がとどろくらしい。
滝の左上には観音様がまつられている、せっかくなので登ってみる。
観音様からの滝は木の間からの眺めになる。
滝の周辺は風が収まり寒さを感じなかった。
「見返り」というだけに何度も振り返りたくなる滝。