直方にも多賀神社がありますが、実はここが本家だそうです。
松喜醤油屋の駐車場の横に鳥居がある。
歴史を感じるたたずまいで気になっていた。
長い階段を登ると大木に囲まれ厳かな感じ。
お参りをした後、賽銭箱のある本殿に上がる。
格子の奥は太鼓や木彫りの像が２体、大きな絵馬！？がいくつも飾られている。
特に素晴らしいのは天井の十二支の彫刻、東西南北を示している。
本殿の屋根にもさまざまな彫刻が施され、この神社建立への深い思いが感じられる。
松喜醤油屋を振り返る。
３月３日まではお雛様で土日以外も開放、係りの方に許斐酒屋にも案内していただいた。
明治６年の一揆の打ちこわしは先に酒屋の方を襲ったが酒を振る舞い難を逃れたそうです。
酒の勢いをかり松喜醤油屋になだれ込み大きな柱に傷を残した。
この周辺は許斐（このみ）姓ばかりです。
１５０ｍくらい先にあり酒屋の貴重なコテ絵が観られた。
庭には醤油屋と同じようなお稲荷さんやお地蔵さんなども残されている。
他によろず屋、精米所などの建物もあるが一部改装したり変化しつつある。
この酒屋までの道路は当時メイン道路で多くの人や荷車が行き交い大変な賑わいだったようです。
今は静かな街です。
