ギョーザ問題

　　１週間前の日曜日、久しぶりに家で餃子を作った。
KENNYは南方出身の華人なので水餃子よりも焼餃子の方が好きなのだ。
　　ところが、その翌日より世間では冷凍ギョーザ食中毒事件が起り、日中問題まで発展してしまったのである。
新聞でギョーザ自主回収や中国製食品を全部撤退の記事を見るたび、
Osaka店シェフ：Jさん（大陸出身の中国人）は“日本人都不喜歓中国”と困った顔。
そんなことないよ“我喜歓中国、也喜歓中国菜”と私は答えるのだが。
だが、日に日に報道が過熱して、Jさんの顔は晴れない。

　　そして今日。なんと奥さんが店に手作り餃子を持って来てくれた。
“ダイジョーブ！日本で作った、生餃子だから。食べてみて！”
“謝謝。我men家都喜歓吃餃子”　　家族みんなギョーザ大好きやから、みんなで食べるわ！

　　Jさん奥さん手作り餃子は、ひと口食べると口中にキャベツの甘味がジュワッ～。
我が家と同じく、餡は豚肉とキャベツ派だったのだ。
めっちゃイケる。味が濃くって跡をひく美味さ！
こんな美味いものを、毒入の汚名のまま憎まれ役にしてはならない。　

『日中ギョーザ問題』早く友好的に解決してほしいものだ。