あかとんぼ
三木露風 作詞
山田耕筰 作曲
夕焼け小焼の
赤とんぼ
負われて見たのは
いつの日か
YOUTUBEより
三木露風が大正10年に発表した詩で、昭和2年に山田耕筰によってメロディーがつけられた日本の代表的な童謡です。
よくある間違いですが、
『おわれてみたのは』
というのは
『追われてみたのは』
ではなく
『(背)負われて見たのは』
ということです。
すなわち、三番の歌詞にある『ねえや(年季奉公の子守り娘)』に背負われてとんぼを見たということなのでしょう。
時が流れ大人になって、あかとんぼが竿の先に止まっているのを見た時に、ねえやとの思い出が蘇り懐かしき郷愁に
ちょっと甘酸っぱい感情が呼び起こされる… そんな追想を謳った叙情歌です。