たきび
巽聖歌 作詞
渡辺茂 作曲
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている
YOUTUBEより
昭和16年の作品だそうです。
小さな頃の思い出ですが
都市ガスが普及していなくて七輪が台所の熱源だった昔、多くの家庭では炭を俵ごと買っていました。
そして炭がなくなると、町なかの路地のあちこちでその空になった炭俵を立てて燃やしたものです。
今、そんなことをすれば警察や消防署からキツイお叱りを受けることになるのですが、当時はよく見かけた
冬の風物詩でした。
また、松の内が終わるとしめ縄や門松などを燃やしたりしていましたね。
門松を燃やすと、竹の中の空気が膨張して大きな音をたてて破裂するのですが、
そんな怖さをも楽しみにして手をかざしていたのを思い出します。
風情のある「たき火」や「とんど」はもう見られなくなってしまいました。