”L'homme et l'enfant” Eddie Constantine et Tania

この曲は1956年に作られた同名のフランス映画の主題曲です。ルネ・ルゾー作詞、ウェイン・シャンクリン作曲で
映画の中でエディ・コンスタンティーヌとタニア・コンスタンティーヌが唄っていました。
(残念ながらこの映画は日本では公開されておりません)
無垢で幼い少女が抱いている素朴な疑問を問いかけられた優しい小父さんがそれに一つ一つ丁寧に答えながら
人間の愛を説くという心温まる内容です。
これを唄っているエディ・コンスタンティーヌですが、実はロス生まれのユダヤ系アメリカ人です。
のちにフランスに帰化して歌手をめざしエディト・ピアフの援助で一本立ち、さらには1950年代にはその強面から
俳優としても認められ、『巴里の不夜城』『そこを動くな』『左ききのレミー』『アルファヴィル』などに出演しています。
Dis monsieur, bon monsieur est-ce que la terre est ronde?
Si c'est vrai l'oiseau bleu où est-il dans le monde?
Tous les jours je suis là et pleure en l'attendant
Pleurais-tu comme moi quand tu étais enfant?
Que devient le soleil quand il tombe à la mer?
Et pourquoi le matin le ciel est si clair?
Pourquoi donc je ne peux m'envoler dans le vent?
Et pourquoi, dis monsieur tu pleure en l'écoutant?
↓はエディ・コンスタンティーヌとタニアの『大人とこども』 YOUTUBEより
「パパと踊ろう」同様、ほのぼのとした、優しく温かい歌ですね。
特にこの「大人とこども」は初めて聞いた歌でした。
いい歌をよくぞアップしていただきました。
私の曲や歌の守備範囲は、ごく限られた一部の映画音楽にしかすぎませんが、Chochinさんの映画や音楽各般にわたる造詣の深さには感服いたします。
ありがとうございました。
子供の純な問いが愛らしい声に乗って、思わず身を乗り出して聞いてしまいます。
こんな、ほのぼのと温かい曲をよく見つけ出してくださいました。
曲への解説も背景や歌い手のプロフィールまできめ細かい説明に敬意を表したくなります。
しみじみ、ほのぼの、心を温められました。
ありがとうございました。
理屈抜きで癒される…そんな一曲です。
映画でも音楽でも 幼い純真な子供で人の心を揺さぶるのは
ある意味「禁じ手」なのかもしれませんが
そうと分かっていても思わず聞き入ってしまいます。
他にも大人と子供が掛け合う歌としては、映画『五つの銅貨』で
ダニー・ケイが寝室で娘に歌うシーンなども印象的でした。
コメントありがとうございました。
私が中学生だった頃に何度か耳にした一曲です。
当時は歌詞の内容など全くわからなかったのですが
なぜか心を射貫かれ、忘れられない楽曲になりました。
二十歳を過ぎてからフランス語に精通した先輩に頼んで
この歌詞と訳詞を書き記してもらって
改めて曲の暖かい内容に感動したことを思い出します。
コメントありがとうございました。