『皆殺しの唄』 ネルソン・リドル楽団
”Deguello” Nelson Riddle And His Orchestra 【YOUTUBEより】
1958年制作のハワード・ホークス監督によるアメリカ映画『リオ・ブラボー』の挿入歌です。
映画はB・H・マッキャンベルの小説をもとにした一風変わった豪快な西部劇でした。
原曲は1836年に起こった「アラモの戦い」において連日メキシコ軍が繰り返した進軍ラッパだといわれており、
これをディミトリー・ティオムキンが不安を煽り立てるような雰囲気にアレンジしたものです。
タイトルの”Deguello”は首斬りを意味するスペイン語で、相手の降伏を受け入れずに全滅させるという意味合いで
使われていて、邦題のタイトル通りまさに『皆殺しの唄』です。
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