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映画音楽史(126) 『撃墜王アフリカの星』 1960年公開

2014-05-12 02:47:22 | 映画音楽



『撃墜王アフリカの星』 Der Stern von Afrika (西独) 1957年制作
監督 アルフレッド・ワイデンマン
音楽 ハンス・マルティン・マイエフスキー
主演 ハンス・ヨアヒム・マルセイユ … ヨアヒム・ハンゼン
    ブリギッテ … マリアンネ・コッホ
    ロベルト・フランク … ハンスイョルグ・フェルミー
主題歌 『アフリカの星のボレロ』 ( Der Stern von Afrika ) 演奏・サウンド・トラック(エルヴィン・レーン楽団)

第二次世界大戦下の北アフリカで連合軍機158機撃墜記録を持ち【アフリカの星】と呼ばれた若きドイツ空軍の英雄
ハンス・ヨアヒム・マルセイユの生涯を描いた戦争映画。
1939年、世界大戦が勃発すると空軍士官学校のハンスはアフリカ戦線に赴く。彼の戦地での活躍は目ざましく
アフリカの星という異名でたちまち英雄となる。一時ベルリンに戻ったハンスは母校の小学校に立ち寄った時に
教師のブリギッテと知り合い恋におちる。ハンスはムソリーニからローマに招かれ、そこでブリギッテと幸せに
過ごそうとしたが戦争はさらに激化しハンスは再び戦地に戻されて二人は引き裂かれる。運命の日、ハンスは
戦闘のために出撃したが愛機の故障で機外に脱出したもののパラシュートが開かずにそのまま落下死する。

主題歌の『アフリカの星のボレロ』はハンス・マルティン・マイエフスキーとペーター・シュトレームが共同で作曲
したもので、勇壮さよりも哀調さが心に沁みる名曲です。
映画ではタイトルバックと、戦地の野外陣営にてレコードをかけるシーンで流れていました。
日本では、サントラ盤よりもフィルム・シンフォニック楽団でヒットしましたが、ポリドール盤のレコードのA面が
大ヒットの『太陽がいっぱい』であったためかもしれません。

↓はフィルム・シンフォニック楽団の『アフリカの星のボレロ』 YOUTUBEより



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