パット・ブーンに次いで【一姫四天王】として60年代前半のポップス黄金期を支えた代表格ニール・セダカです。
”The Diary” Neil Sedaka
1958年に作詞ハワード・グリーンフィールドと作曲ニール・セダカのロッカ・バラードで、当初はジ・インペリアルズのために
作られたものでしたが、ジ・インペリアルズの出来の悪さに納得がいかなかったニールが自らレコーディングしたものです。
ニール・セダカは学生時代の仲間とトーケンズを結成していましたが、脱退後には作曲家としてコニー・フランシスに
『間抜けなキューピッド』を提供するなどで脚光を浴びていました。偶然にもめぐって来た自作の『恋の日記』がRCAから
リリースされてソロ・シンガーとして登場し、全米9位の大ヒットとなり鮮烈なデビューを果たすことになります。
日本でも【今週のベスト・テン】においては1959年3月に登場し11月までベストテンにランクされる大ヒットとなりました。
How I'd like to look
into that little book,
the one that has the lock and key,
and know the boy that you care for,
the boy who's in your diary.
↓はニール・セダカの『恋の日記』 YOUTUBEより
ご参考までに
トーケンズの『ライオンは寝ている』は1961年5月にRCAで録音されたもので、この時点ではニール・セダカは既に
トーケンズを脱退しています。ニール・セダカは『ライオンは寝ている』のトーケンズメンバーではありません。