”Les Lilas” Jean Sorbier
原曲は1928年にベルリンで上演されたレビュー『なんと驚いた1000人の女』の劇中歌としてフリッツ・リッターの作詞、
フランツ・デーレの作曲による「再び白いライラックが咲いたら」”Wenn der weiße Flieder wieder blüht”です。
1930年にレオ・ルリエーヴルが仏詩をつけシャンソンとなり大ヒットしましたが、中でもジャン・ソルビエ盤が
受け入れられていたようです。
日本では巴里でヒットしていたこの曲を知った宝塚歌劇の白井鐵造が日本語詞をつけ1930年上演の『パリ・ゼット』の
主題歌『すみれの花咲く頃』として使ったのをきっかけにこの曲が宝塚を象徴する歌として定着しました。
↓はジャン・ソルビエの『リラの花咲く頃』 YOUTUBEより
フランスでは『白いリラが咲くとき』”Quand refleuriront les lilas blanc”とも題されていたようです。