”Where Have All The Flowers Gone?” The Kingston Trio
原曲は、1955年にアメリカのフォーク・グループ「ウィーヴァーズ」のピート・シーガーが、ロシアの文豪ショーロホフの
書き下ろした長編小説『静かなるドン』をヒントにして作詞・作曲したものです。これにジョー・ヒッカーソンが1961年に
4番と5番の歌詞を加筆したことによって反戦歌の代表的なフォークになりました。
花を摘む少女に始まり、若者の戦死、墓を飾る花、そして花を摘む少女と循環して、「人々はいつになったら戦争の
愚かさに気付くのだろう」という静かなメッセージを込めて反戦を訴えています。
1961年にキングストン・トリオ盤がリリースされ全米21位を記録、翌年にはPPM、1965年にはマレーネ・ディートリッヒ
などもカヴァーしています。
日本の【今週のベストテン】では1964年3月第3週に第8位でランクインし、その後永らくベストワンに輝いていました。
Where have all the flowers gone, long time passing?
Where have all the flowers gone, long time ago?
Where have all the flowers gone?
Young girls have picked them everyone.
Oh, when will they ever learn?
Oh, when will they ever learn?
↓はキングストン・トリオの『花はどこへ行った』 YOUTUBEより
1965年のマレーネ・ディートリッヒ盤も貼っておきます。
”Where Have All The Flowers Gone?” Marlene Dietrich
↓はマレーネ・ディートリッヒの『花はどこへ行った』 YOUTUBEより