『女相続人』 The Heiress (米) 1949年制作
監督 ウィリアム・ワイラー
音楽 アーロン・コープランド
主演 モーリス・タウンゼント … モンゴメリー・クリフト
キャスリン … オリヴィア・デ・ハイランド
スロッパー博士 … ラルフ・リチャードソン
主題歌 愛の喜び (Plaisir d'amour)
ヘンリー・ジェームズの小説『ワシントン広場』の映画化。
大富豪スロッパー博士の一人娘キャスリンは美人にほど遠い。そこに貧乏青年のモーリスが現れる。
スロッパーが急死してキャスリンが財産を相続するが、それをモーリスが狙う。
『愛の喜び』はドイツ人のジョヴァンニ・パウロ・マルティーニ(1741~1816)の名曲。
映画では『愛の喜び』のほか、クラシックや古い歌曲が数曲使われています。
なかでも、この『愛の喜び』はタイトルバック、そしてモンゴメリー・クリフトのピアノ弾き語りの
シーンでも重要な効果を上げています。
残念ながらこの映画のサウンドトラック盤はありません。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『愛の喜び』 YOUTUBEより
なお、プレスリーの『好きにならずにいられない』もこの曲をアレンジしたものです。