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旅の友・ポップス編 (260) 『帰り来ぬ青春』

2017-10-26 14:02:46 | 旅の友・ポップス編

『帰り来ぬ青春』 シャルル・アズナヴール
”Hier Encore” Charles Aznavour 【YOUTUBEより】


1964年にシャルル・アズナヴールとジョルジュ・ガルヴァランツによる作詞・作曲のシャンソンです。
歌詞は、過ぎ去ってしまった二十歳の自分自身を振り返り、額に刻まれたシワを見つめながら無駄に浪費した
貴重な青春の時を悔やむといった内容です。
その後”Yesterday When I was Young”というタイトルで世界で愛されたシャンソンとなり、エルヴィス・プレスリー、
シャーリー・バッシー、ダスティ・スプリングフィールド、マット・モンロー、フリオ・イグレシアスなどのレコードも
リリースされたようです。

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旅の友・ポップス編 (258) 『センチメンタルジャーニー』

2017-10-24 12:52:10 | 旅の友・ポップス編

『センチメンタルジャーニー』 レス・ブラウン楽団&ドリス・デイ
”A Sentimental Journey” Doris Day 【YOUTUBEより】


1944年にレス・ブラウンとベン・ホーマーが共同で作曲、バッド・グリーンが作詞したスロー・ナンバーです。
歌詞は長い放浪の果てにわが家に帰るという内容で、この曲が発表された1945年は第二次大戦に駆り出された
兵士の帰還時期と重なったこともあって、1945年3月29日から23週連続で全米No.1を記録する大ヒットとなり、
レス・ブラウン楽団専属歌手ドリス・デイの衝撃的な出世作になりました。
また、この曲のヒットによって、1946年にはウォルター・ラング監督による同名のアメリカ映画が制作されて
その主題歌にもなっています。

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旅の友・ポップス編 (257) 『十七歳よさようなら』

2017-10-23 15:44:23 | 旅の友・ポップス編

『十七歳よさようなら』 フロ・サンドンス
”Arrivederci” Flo Sandons 【YOUTUBEより】


1960年制作、アルベルト・ラトアーダ監督による同名のイタリア映画の主題歌です。
映画は思春期の少女の経験を大胆に描いた心理ドラマで、監督がイタリアン・リアリズムのラトアーダということも
あって期待された作品でしたが残念ながらB級の域を出ませんでした。ただ、フランス映画界ではトップ脚本家の
シャルル・スパークの愛娘、カトリーヌ・スパークのデビュー作として大いに話題を集めました。
主題歌の『十七歳よさようなら』はウンベルト・ビンディ作曲、カラブレス・ジョルジョ作詞によるもので、1959年の
サン・レモ音楽祭の入賞曲です。映画はこの曲のヒットによって制作されたようですね。
日本の【今週のベストテン】では、1961年2月の第3週から9週間連続(最高5位)でベストテン入りを果たしています。

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台風一過

2017-10-23 15:36:10 | 独り言

季節外れの大型台風が大暴れで各地にかなりの被害が出たようです。
被害にあわれました皆様にお見舞いを申し上げますとともに
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

わが神戸も瞬間最大風速45.9mを記録したようです。
夕刻の5時半ごろから強風が吹き荒れはじめ、深夜の3時半ごろまで
ほぼ10分おきに凄まじい風が吹き抜けて眠ることもできませんでした。

そんな強風の中、今回は日本国民の『民度』が問われる総選挙とあって
夕方に投票所に行って参りましたが、結果はこれが現実。
なんとも虚しい限りです。